ヤマハ 2025年鈴鹿8耐で6年ぶりにファクトリー参戦決定

ヤマハ発動機は今年、1955年7月1日の創立から70周年、同年7月10日、第3回富士登山レースで開始したレース活動が70周年を迎える。
鈴鹿8耐へのファクトリー参戦はこれを記念する活動の一つでもあり、世界が注目する日本の鈴鹿8耐で、日本メーカーであるヤマハが勝利を目指しチャレンジする姿を通して、世界中に感動を届けることが目的となる。
参戦車両の「YZF-R1」はその象徴として、1964年のロードレース世界選手権で使用し当社レーシングマシンの伝統的なカラーリングの一つであるホワイト×レッドを採用。デザインは1999年の鈴鹿8耐に参戦した「YAMAHA RACING TEAM」の「YZF-R7」にインスパイアされ新たにリデザインした特別仕様となる。

チーム名は1990年代後半の当社ファクトリーチームが使用した「YAMAHA RACING TEAM」に決定!チームロゴも当時のロゴをモチーフにアップデートしたデザインを採用し、ライダーやチームスタッフが着用するウエアやチームガレージも1999年のデザインをベースにトータルコーディネートしている。
ライダーラインアップは、全日本ロードレース選手権の最高峰クラスとなるJSB1000に参戦し、通算89勝、12回のチャンピオンを獲得したほか、鈴鹿8耐でも4度の優勝経験を持つ中須賀克行を日本代表として起用。残る2人はMotoGP世界選手権やスーパーバイク世界選手権に参戦するヤマハライダーから選抜する予定で、決定次第、スペシャルサイトでも発表する。
チーム監督は、1999年に「YZF-R7」で鈴鹿8耐に出場。同年、全日本の最高峰であったスーパーバイクでは「YZF-R7」でチャンピオンに輝いた1990年代を代表する当社のファクトリーライダーである吉川和多留が務める。

カテゴリー: F1 / MotoGP