MotoGP | ヤマハ 2019年 第7戦 カタルニアGP プレビュー
Monster Energy Yamaha MotoGPがカタルニアへ
Monster Energy Yamaha MotoGPは第7戦カタルニアGP出場のためスペインはバルセロナへ向けて出発。今大会は冠スポンサーとしてチームと同一のMonster Energyがつくこともあり、非常に重要な一戦となる。
前回のムジェロで苦戦してランキング5位となっているバレンティーノ・ロッシは、ここでトップ争いに復帰してランキングも再上昇を狙いたいところ。
ここカタルニア・サーキットでは、1997年から2009年まで様々なクラス(MotoGP、500cc、250cc、125cc)で連続13回の表彰台の大活躍。優勝は合計10回に及び、そのうちの7回(2001年、2002年、2004年、2005年、2006年、2009年、2016年)はMotoGPクラスで達成。2位は2003年、2007年、2008年、2014年、2015年の5回。2000年と2018年は3位を獲得している。
マーベリック・ビニャーレスにとってはホームGPとなる今大会。2011年には125ccクラスで2位、2012年と2013年はMoto3でそれぞれ1位と3位、2014年はMoto2で2位を獲得するなど小排気量クラスでは4年連続で表彰台に上っている。MotoGPでは未だ実現していないが、今年こそ表彰台の上から母国ファンにあいさつするべくベストを尽くす。このところ厳しい戦いが続いているものの心身ともにフィーリングは上々。ランキングは第6戦終了時点で8位となっている。
カタルニア・サーキットは1989年に建設工事がはじまり、その2年後に正式にオープン。1992年にMotoGPを初開催するや、すぐさま大観衆が集まる人気のサーキットとなった。全長4.6kmに14のコーナー(左6、右8)が設けられ、毎年スリリングなレースが展開される。グランプリ・サーキットのなかでも最も雰囲気がよいコースとして評価されている。
モルビデリとクアルタラロ、バルセロナで上位を目指す
PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのフランコ・モルビデリとファビオ・クアルタラロは、プラクティスでのハイペースをそのまま決勝に生かすことを目標にカタルニアのテクニカルなコースに挑む。
シーズン開幕以来、好調のふたりだが、前回のイタリア、ムジェロでは決勝で実力を出し切れずに期待の順位に届かなかった。
クアルタラロは先週、右前腕コンパートメント症候群の手術を受けたばかり。リハビリによって順調に回復しており、出場可能の診断が予想されている。第6戦終了時点で合計31ポイント、ランキング12位につけてトップルーキーの座を守っているクアルタラロが、昨年はMoto2でグランプリ初優勝を成し遂げた場所で活躍を目指す。チームメイトのモルビデリは2017年にMoto2で5位を獲得。今シーズンは合計34ポイントを獲得してランキング11位につけている。
第7戦イタリアGP決勝は6月16日、日曜日、現地時間14:00にスタートし、全24ラップで競われる。
Monster Energy Yamaha MotoGP
バレンティーノ・ロッシ
「前回のムジェロは非常に厳しい戦いを強いられました。今回はまた大好きなコースでレースを迎えますが、マシンの状態は完璧ではなくハードワークが必要です。問題を解決すべくベストを尽くし、ひとつでも上のポジションを目指します。決勝翌日の月曜日にはテストが予定されているので、あらゆる機会を最大限に生かせるようがんばります」
マーベリック・ビニャーレス
「ホームGPのスタートを待ちきれない気持ちです。ここは私にとってとても特別な場所。いつもエンジョイできる大好きなコースです。ファンの皆さんのサポートを間近に感じながら、すばらしい雰囲気のなかでレースができるのです。目標は表彰台。好成績で恩返ししたいと思っています。前回のムジェロは体力的に負担が大きく難しいレースになってしまいましたが、今回はマシンの長所を最大限に引き出してできるだけ多くのポイントを獲得し、ランキングを上げていきたいと思います。気持ちを集中し、ファンの皆さんに最高のレースをお見せします」
マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
「カタルニア・ウイークのスタートをいつも楽しみにしています。コースレイアウトがヤマハのマシンに合っていますし、ファンの皆さんは私たちをとても温かく迎えてくれます。しかも今シーズンは、Monster Energyが大会の冠スポンサーとなっているので、なおさら重要です。ムジェロは残念な結果に終わりましたが、100%集中してベストリザルトを目指し、雪辱を果たしたいと思います」
PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
フランコ・モルビデリ
「カタルニアは好きなコースで、MotoGPルーキーだった昨年はハイペースで走ることができポイント圏内でゴールしています。よい思い出が残るこの場所に、今年は少し複雑な気持ちで来ています。前回のイタリアでは、ウイークを通じてよい仕事ができ絶好調だったにもかかわらず悲しい結果に終わってしまったからです。今回こそは決勝でいい戦いをして、シリーズランキングのためにポイントを獲得したいと思っています」
ファビオ・クアルタラロ
「先週、バルセロナで右前腕の手術を受けました。経過は順調でフィーリングもとてもよくなっているので、あとは木曜日にサーキットで行われるメディカルチェックにパスできれば、またマシンに跨ることができます。カタルニアは好きなコースのひとつ。MotoGPマシンで走るのをとても楽しみにしています。高速で距離の長いコースがとても気に入っていますし、昨年はここでグランプリ初優勝をあげてよい思い出が残っています。早くレースに戻りたい気持ちでいっぱいです」
カテゴリー: F1 / MotoGP
Monster Energy Yamaha MotoGPは第7戦カタルニアGP出場のためスペインはバルセロナへ向けて出発。今大会は冠スポンサーとしてチームと同一のMonster Energyがつくこともあり、非常に重要な一戦となる。
前回のムジェロで苦戦してランキング5位となっているバレンティーノ・ロッシは、ここでトップ争いに復帰してランキングも再上昇を狙いたいところ。
ここカタルニア・サーキットでは、1997年から2009年まで様々なクラス(MotoGP、500cc、250cc、125cc)で連続13回の表彰台の大活躍。優勝は合計10回に及び、そのうちの7回(2001年、2002年、2004年、2005年、2006年、2009年、2016年)はMotoGPクラスで達成。2位は2003年、2007年、2008年、2014年、2015年の5回。2000年と2018年は3位を獲得している。
マーベリック・ビニャーレスにとってはホームGPとなる今大会。2011年には125ccクラスで2位、2012年と2013年はMoto3でそれぞれ1位と3位、2014年はMoto2で2位を獲得するなど小排気量クラスでは4年連続で表彰台に上っている。MotoGPでは未だ実現していないが、今年こそ表彰台の上から母国ファンにあいさつするべくベストを尽くす。このところ厳しい戦いが続いているものの心身ともにフィーリングは上々。ランキングは第6戦終了時点で8位となっている。
カタルニア・サーキットは1989年に建設工事がはじまり、その2年後に正式にオープン。1992年にMotoGPを初開催するや、すぐさま大観衆が集まる人気のサーキットとなった。全長4.6kmに14のコーナー(左6、右8)が設けられ、毎年スリリングなレースが展開される。グランプリ・サーキットのなかでも最も雰囲気がよいコースとして評価されている。
モルビデリとクアルタラロ、バルセロナで上位を目指す
PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのフランコ・モルビデリとファビオ・クアルタラロは、プラクティスでのハイペースをそのまま決勝に生かすことを目標にカタルニアのテクニカルなコースに挑む。
シーズン開幕以来、好調のふたりだが、前回のイタリア、ムジェロでは決勝で実力を出し切れずに期待の順位に届かなかった。
クアルタラロは先週、右前腕コンパートメント症候群の手術を受けたばかり。リハビリによって順調に回復しており、出場可能の診断が予想されている。第6戦終了時点で合計31ポイント、ランキング12位につけてトップルーキーの座を守っているクアルタラロが、昨年はMoto2でグランプリ初優勝を成し遂げた場所で活躍を目指す。チームメイトのモルビデリは2017年にMoto2で5位を獲得。今シーズンは合計34ポイントを獲得してランキング11位につけている。
第7戦イタリアGP決勝は6月16日、日曜日、現地時間14:00にスタートし、全24ラップで競われる。
Monster Energy Yamaha MotoGP
バレンティーノ・ロッシ
「前回のムジェロは非常に厳しい戦いを強いられました。今回はまた大好きなコースでレースを迎えますが、マシンの状態は完璧ではなくハードワークが必要です。問題を解決すべくベストを尽くし、ひとつでも上のポジションを目指します。決勝翌日の月曜日にはテストが予定されているので、あらゆる機会を最大限に生かせるようがんばります」
マーベリック・ビニャーレス
「ホームGPのスタートを待ちきれない気持ちです。ここは私にとってとても特別な場所。いつもエンジョイできる大好きなコースです。ファンの皆さんのサポートを間近に感じながら、すばらしい雰囲気のなかでレースができるのです。目標は表彰台。好成績で恩返ししたいと思っています。前回のムジェロは体力的に負担が大きく難しいレースになってしまいましたが、今回はマシンの長所を最大限に引き出してできるだけ多くのポイントを獲得し、ランキングを上げていきたいと思います。気持ちを集中し、ファンの皆さんに最高のレースをお見せします」
マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
「カタルニア・ウイークのスタートをいつも楽しみにしています。コースレイアウトがヤマハのマシンに合っていますし、ファンの皆さんは私たちをとても温かく迎えてくれます。しかも今シーズンは、Monster Energyが大会の冠スポンサーとなっているので、なおさら重要です。ムジェロは残念な結果に終わりましたが、100%集中してベストリザルトを目指し、雪辱を果たしたいと思います」
PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
フランコ・モルビデリ
「カタルニアは好きなコースで、MotoGPルーキーだった昨年はハイペースで走ることができポイント圏内でゴールしています。よい思い出が残るこの場所に、今年は少し複雑な気持ちで来ています。前回のイタリアでは、ウイークを通じてよい仕事ができ絶好調だったにもかかわらず悲しい結果に終わってしまったからです。今回こそは決勝でいい戦いをして、シリーズランキングのためにポイントを獲得したいと思っています」
ファビオ・クアルタラロ
「先週、バルセロナで右前腕の手術を受けました。経過は順調でフィーリングもとてもよくなっているので、あとは木曜日にサーキットで行われるメディカルチェックにパスできれば、またマシンに跨ることができます。カタルニアは好きなコースのひとつ。MotoGPマシンで走るのをとても楽しみにしています。高速で距離の長いコースがとても気に入っていますし、昨年はここでグランプリ初優勝をあげてよい思い出が残っています。早くレースに戻りたい気持ちでいっぱいです」
カテゴリー: F1 / MotoGP