MotoGP | スズキ 第14戦 アラゴンGP 予選レポート
チームスズキエクスター、アラゴンGP予選に苦戦。決勝は3列目、4列目グリッドからスタート。
アラゴンGP予選を迎えた土曜日は天気予報通り明け方から強い雨が降り、午前のFP3は路面にウエットパッチが残る状態でスタート。前日のFP2タイム更新は不可能な状況の中、チームスズキエクスターライダーのふたりはミックスコンディションのフィーリングを掴むためにコースイン。セッション終盤には路面が乾きはじめ、アレックス・リンスはこのセッションをトップタイムで終えたがストレートQ2進出は叶わなかった。
FP4ではセッション中盤にジョアン・ミルが転倒。ライダーに怪我はなく、すぐにピットに戻り再びコースインし、その後は安定したペースで周回を重ねて予選に向けての準備を整える。一方のリンスはこのセッションでQ1でのタイムアタックに向けたセットアップに加え、レースペースを見据えたセットアップに時間を充てた。
予報に反し午後は雨が降らず、予選の2セッションはどちらもドライコンディションで行われた。Q2進出を賭けた大切なQ1セッションではリンスがセッション開始直後にトップタイムをマーク。しかしフロントミディアム、リアハードのコンビネーションを選択して挑んだ2度目のタイムアタックでは大きなタイムアップができず、僅差でQ2進出のチャンスを逃して予選を13番手で終えた。
最終予選となるQ2ではミルが快調な走りで序盤にトップ5ポジションにつける。アラゴンサーキットを得意とするミルはその後も安定した速いペースで周回を重ね、9番手でセッションを終えて決勝は3列目グリッドからスタートする。
ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「ジョアンはセッションをうまくまとめてストレートでQ2に進出し、最終予選で3列目グリッドを獲得できたので非常にポジティブな1日だったと思います。彼のペースはかなり良かったですし、スピードもあるので、さらに上のグリッドを獲得できたチャンスもあったと思っています。反対にアレックスは、ほんの僅差でQ2に上がるチャンスを逃してしまい、そのせいでグリッドがかなり後方になってしまいました。アレックスはトップグループで十分に戦えるレースペースなので、決勝ではとにかくひとりでも多くのライダーをオーバーテイクして上位ポジションで終えることができるよう願っています。」
ジョアン・ミル
「朝の雨のせいで、午前のFP3は路面が濡れている部分と乾いている部分があって難しいコンディションだったけど、うまくまとめることができたと思うよ。FP4でハードフロントタイヤを試して転倒してしまった時にはちょっと自信を失いそうになったけど、全体的にマシンのフィーリングは良いし、決勝ではスタートを決めてなんとかトップグループについていきたいね。マルクひとりが飛び抜けて速いけど、他のライダー達はそれほど差がないからチャンスは十分にあると思っているよ。」
アレックス・リンス
「フィーリングが良かったからQ1のアタックにハードタイヤを選択したんだけど、ハードを使ったのは自分だけだった。でも思ったようにタイムが伸びなくてQ2に上がる大事なチャンスを逃してしまったんだ。この予選ポジションには本当にがっかりだけど、FP3、FP4のフィーリングはかなり良かったし、このサーキットは僕らのマシンとも相性が良いから、決勝に対してはポジティブな気持ちさ。明日は気持ちを切り替えて全開で行くよ。」
カテゴリー: F1 / MotoGP
アラゴンGP予選を迎えた土曜日は天気予報通り明け方から強い雨が降り、午前のFP3は路面にウエットパッチが残る状態でスタート。前日のFP2タイム更新は不可能な状況の中、チームスズキエクスターライダーのふたりはミックスコンディションのフィーリングを掴むためにコースイン。セッション終盤には路面が乾きはじめ、アレックス・リンスはこのセッションをトップタイムで終えたがストレートQ2進出は叶わなかった。
FP4ではセッション中盤にジョアン・ミルが転倒。ライダーに怪我はなく、すぐにピットに戻り再びコースインし、その後は安定したペースで周回を重ねて予選に向けての準備を整える。一方のリンスはこのセッションでQ1でのタイムアタックに向けたセットアップに加え、レースペースを見据えたセットアップに時間を充てた。
予報に反し午後は雨が降らず、予選の2セッションはどちらもドライコンディションで行われた。Q2進出を賭けた大切なQ1セッションではリンスがセッション開始直後にトップタイムをマーク。しかしフロントミディアム、リアハードのコンビネーションを選択して挑んだ2度目のタイムアタックでは大きなタイムアップができず、僅差でQ2進出のチャンスを逃して予選を13番手で終えた。
最終予選となるQ2ではミルが快調な走りで序盤にトップ5ポジションにつける。アラゴンサーキットを得意とするミルはその後も安定した速いペースで周回を重ね、9番手でセッションを終えて決勝は3列目グリッドからスタートする。
ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「ジョアンはセッションをうまくまとめてストレートでQ2に進出し、最終予選で3列目グリッドを獲得できたので非常にポジティブな1日だったと思います。彼のペースはかなり良かったですし、スピードもあるので、さらに上のグリッドを獲得できたチャンスもあったと思っています。反対にアレックスは、ほんの僅差でQ2に上がるチャンスを逃してしまい、そのせいでグリッドがかなり後方になってしまいました。アレックスはトップグループで十分に戦えるレースペースなので、決勝ではとにかくひとりでも多くのライダーをオーバーテイクして上位ポジションで終えることができるよう願っています。」
ジョアン・ミル
「朝の雨のせいで、午前のFP3は路面が濡れている部分と乾いている部分があって難しいコンディションだったけど、うまくまとめることができたと思うよ。FP4でハードフロントタイヤを試して転倒してしまった時にはちょっと自信を失いそうになったけど、全体的にマシンのフィーリングは良いし、決勝ではスタートを決めてなんとかトップグループについていきたいね。マルクひとりが飛び抜けて速いけど、他のライダー達はそれほど差がないからチャンスは十分にあると思っているよ。」
アレックス・リンス
「フィーリングが良かったからQ1のアタックにハードタイヤを選択したんだけど、ハードを使ったのは自分だけだった。でも思ったようにタイムが伸びなくてQ2に上がる大事なチャンスを逃してしまったんだ。この予選ポジションには本当にがっかりだけど、FP3、FP4のフィーリングはかなり良かったし、このサーキットは僕らのマシンとも相性が良いから、決勝に対してはポジティブな気持ちさ。明日は気持ちを切り替えて全開で行くよ。」
カテゴリー: F1 / MotoGP