【MotoGP】 ホンダ:日本GP 予選 ライダーコメント
MotoGP 第15戦 日本GPの予選が15日(土)、ツインリンクもてぎで行われた。
第15戦日本GPの予選は、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、タイトル王手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がフロントロー獲得の2番手から決勝に挑むことになった。
MotoGP コメント
マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「ポールポジションを獲得できたら最高だったのですが、このサーキットではもう少し苦戦すると思っていたので、2番グリッドでもうれしいです。かなりいい仕事ができました。レースウイークを通していいペースがあります。午後の予選は、最初のスティントはとてもうまくいきましたが、セカンドマシンで最初のアタックをしているときに11コーナーでミスをしてしまいました。最後にもう一度チャンスがありましたが、(カル)クラッチローが転倒した場所でイエローフラッグが見えたためスローダウンしました」
カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
「ブレーキングでタイムを縮める努力をしたのですが、チームもHondaもとてもよくがんばってくれました。フロントローを獲得できなかったことは少し残念ですが、ベストを尽くしました。最初のスティントでアタックしているときにいくつかミスをしてしまったので、次のアタックでは0.3秒は縮められると思いました。しかし5コーナー進入でフロントから滑ってしまいました。ミスの理由は、フロントに、いつも使うハードタイヤの代わりにミディアムを使ったことでした。決勝では序盤に少し苦戦すると思います。このサーキットはブレーキングが深くなるので、小さなミスで済ますことがとても難しいです。上位のライダーたちと逃げきれるようにがんばります。そして彼らについていきたいです。でも、みんなも同じことを言っていると思います」
ジャック・ミラー(MotoGP 14番手)
「予選ではフロントエンドのセットアップがよくなり、自信につながりました。FP3では、タイムアタックもしていないのに転倒してしまい、ついていませんでした。そのためFP4と予選は僕にとても重要なセッションになり、両方のセッションでさらにスピードを上げることができました。この勢いを決勝レースへつなげたいです。完全に満足しているわけではありませんが、体力的に大丈夫なことが分かって安心しています。また、フロントエンドには少しマージンがあるので、明日はいい結果を残すためにプッシュしたいです」
ティト・ラバト(MotoGP 18番手)
「フリープラクティスと予選の結果には満足しています。フィーリングもセットアップも前進することができました。予選では1分46秒台で2周走ることができました。おかげで力強いレースをする自信につながりました」
青山博一(MotoGP 22番手)
「ダニ(ペドロサ)には早くケガを治して復帰してほしいと願っています。金曜日の夕方に参戦が決まり、ギリギリ間に合ったという状況です。テストでは、この車両では4回くらい走行していて、走り出しはスムーズにいけたのですが、テスト時のタイヤとは違うスペックだったこともあり、感触が違い転倒してしまいました。決勝朝のフリー走行で、もう一度、セッティングを見直したいと思っています。母国GPを走れる機会は、なかなかない機会なので、1ラップ1ラップを噛みしめて走りたいと思っています」
Moto2 コメント
ヨハン・ザルコ(Moto2 ポールポジション)
「ここ数戦は苦戦していたので今日はとてもうれしいです。ピットとコース上でいい仕事ができるようにチームと話し合ってきました。今週はベストな感触をつかむのに時間がかかりましたが、もてぎは好きなサーキットです。ポールポジションを獲得して自信につながりました。(アレックス)リンスが苦戦していることは分かっています。明日は勝つことに集中しますが、表彰台に上がることができればとてもうれしいです」
トーマス・ルティ(Moto2 2番手)
「グランプリで一番大事なのは決勝ですが、ペースはとてもいいので、かなり自信があります。でも速く走ることができていたのに、ポールポジションが獲得できなかったのは残念でした。少しフラストレーションがたまりました。ヨハン(ザルコ)におめでとうと言いたいです。予選では、最初のタイヤのセットに小さな問題がありました。ポールポジションは獲得できませんでしたが、フロントローを獲得できてよかったです。難しいレースになることは分かっていますが準備は整っています」
フランコ・モルビデリ(Moto2 3番手)
「今日の予選で3番グリッドを獲得できてよかったです。フロントローからのスタートは久しぶりです。最も大事なことは前のライダーたちにとても近いということです。そしていいペースがあることです。明日はできるかぎりいい結果が出せるようにがんばります」
中上貴晶(Moto2 7番手)
「ポールポジション争いがしたかったですし、できればフロントローに並びたかったです。望んでいた結果ではないですし、とても悔しいです。自己ベストを0.8秒更新したのですが、周りが思った以上にタイムを上げてきたこともあり7番手でした。フリー走行3回目で試したセッティングの方向があまりよくなく、予選では昨日のセッティングに戻しました。FP3を有効に使えなかったことが悔やまれます。しかし、決勝に向けて上位のライダーと変わらないアベレージを記録できています。昨年に比べて常に安定して走ることができているので、自信を持って決勝を走り、優勝して日の丸を揚げたいです」
関口太郎(Moto2 30番手)
「ワイルドカードでの参戦では、勝負しますというレベルにはいけないのが現実です。それでも、走行ごとにタイムは上がっています。転ばずにメニューをこなし、予選を終えることができました。経験値を上げたいという思いで参戦しました。そういう意味では、GPライダーとの違いがすごくあるということが分かりましたし、その差を埋めるために、ライダーとしても、チームとしても懸命に考えてトライできています。この経験が、絶対に次につながると思っています。決勝もひたすら一生懸命に走ってチェッカーを受けたいです」
Moto3 コメント
尾野弘樹(Moto3 1番手)
「FP3までセッティングが出ていなくて手探りの状態でした。サスペンションのセッティングを予選で変えたのですが、それがよくて、自分の思うような走りができました。最後はタイヤを変えてタイムアップを狙いました。気持ちよく走ることができました。きっといいタイムが出ていると思いましたが、ポールタイムとは思いませんでした。ピットに戻り1番だと聞いて素直にうれしかったです。ペナルティーでグリッドは下がりましたが、ポールポジショングリッドより緊張せずにスタートできると思うので、優勝を目指します」
※ペナルティーにより、決勝は4番手スタート
エネア・バスティアニーニ(Moto3 4番手)
「この結果はとてもうれしいです。午前中のフリー走行では、予選の前にソフトタイヤを使ってマシンの動きをチェックしたかったのですが、最後に転倒してしまい、それができませんでした。また、午後は路面温度が上がり、午前中に比べて大きな温度差となったため、いい感触をつかむのに苦戦しました。でも最後にセットアップを少し変えたのですが、うまく機能して、目標のフロントローを獲得できました。ブレーキング時に、ブレーキをリリースする時の感触がまだよくないので、決勝へ向けてさらにフロントエンドに取り組む必要があります。とにかくペースはいいので、いいレースができると思います」
ニッコロ・アントネッリ(Moto3 7番手)
「予選で3列目を獲得できてよかったです。上位にこれほど近いところからスタートできるのは久しぶりです。一番大事なことは上位のライダーたちと近く、いいペースがあるということです。明日はできる限りいい結果を出せるようにがんばります」
岡崎静夏(Moto3 34番手)
「マシンもよくなっているので2分01秒台に入ると思っていました。しかし、ストレートで全日本選手権のマシンよりスピードが出ていませんでした。エンジンのいいところが使えず、うまくスピードを乗せることができませんでした。ブレーキングポイントや重心の持って行き方、立ち上がりなど、細かな部分をきちんと詰めて行かなければタイムにはつながりません。GPライダーは、決勝ではもっと速く強くなると思うので、自分の走りを見直して最後までしっかりと走りきりたいです」
カテゴリー: F1 / MotoGP / ホンダF1
第15戦日本GPの予選は、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、タイトル王手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がフロントロー獲得の2番手から決勝に挑むことになった。
MotoGP コメント
マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「ポールポジションを獲得できたら最高だったのですが、このサーキットではもう少し苦戦すると思っていたので、2番グリッドでもうれしいです。かなりいい仕事ができました。レースウイークを通していいペースがあります。午後の予選は、最初のスティントはとてもうまくいきましたが、セカンドマシンで最初のアタックをしているときに11コーナーでミスをしてしまいました。最後にもう一度チャンスがありましたが、(カル)クラッチローが転倒した場所でイエローフラッグが見えたためスローダウンしました」
カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
「ブレーキングでタイムを縮める努力をしたのですが、チームもHondaもとてもよくがんばってくれました。フロントローを獲得できなかったことは少し残念ですが、ベストを尽くしました。最初のスティントでアタックしているときにいくつかミスをしてしまったので、次のアタックでは0.3秒は縮められると思いました。しかし5コーナー進入でフロントから滑ってしまいました。ミスの理由は、フロントに、いつも使うハードタイヤの代わりにミディアムを使ったことでした。決勝では序盤に少し苦戦すると思います。このサーキットはブレーキングが深くなるので、小さなミスで済ますことがとても難しいです。上位のライダーたちと逃げきれるようにがんばります。そして彼らについていきたいです。でも、みんなも同じことを言っていると思います」
ジャック・ミラー(MotoGP 14番手)
「予選ではフロントエンドのセットアップがよくなり、自信につながりました。FP3では、タイムアタックもしていないのに転倒してしまい、ついていませんでした。そのためFP4と予選は僕にとても重要なセッションになり、両方のセッションでさらにスピードを上げることができました。この勢いを決勝レースへつなげたいです。完全に満足しているわけではありませんが、体力的に大丈夫なことが分かって安心しています。また、フロントエンドには少しマージンがあるので、明日はいい結果を残すためにプッシュしたいです」
ティト・ラバト(MotoGP 18番手)
「フリープラクティスと予選の結果には満足しています。フィーリングもセットアップも前進することができました。予選では1分46秒台で2周走ることができました。おかげで力強いレースをする自信につながりました」
青山博一(MotoGP 22番手)
「ダニ(ペドロサ)には早くケガを治して復帰してほしいと願っています。金曜日の夕方に参戦が決まり、ギリギリ間に合ったという状況です。テストでは、この車両では4回くらい走行していて、走り出しはスムーズにいけたのですが、テスト時のタイヤとは違うスペックだったこともあり、感触が違い転倒してしまいました。決勝朝のフリー走行で、もう一度、セッティングを見直したいと思っています。母国GPを走れる機会は、なかなかない機会なので、1ラップ1ラップを噛みしめて走りたいと思っています」
Moto2 コメント
ヨハン・ザルコ(Moto2 ポールポジション)
「ここ数戦は苦戦していたので今日はとてもうれしいです。ピットとコース上でいい仕事ができるようにチームと話し合ってきました。今週はベストな感触をつかむのに時間がかかりましたが、もてぎは好きなサーキットです。ポールポジションを獲得して自信につながりました。(アレックス)リンスが苦戦していることは分かっています。明日は勝つことに集中しますが、表彰台に上がることができればとてもうれしいです」
トーマス・ルティ(Moto2 2番手)
「グランプリで一番大事なのは決勝ですが、ペースはとてもいいので、かなり自信があります。でも速く走ることができていたのに、ポールポジションが獲得できなかったのは残念でした。少しフラストレーションがたまりました。ヨハン(ザルコ)におめでとうと言いたいです。予選では、最初のタイヤのセットに小さな問題がありました。ポールポジションは獲得できませんでしたが、フロントローを獲得できてよかったです。難しいレースになることは分かっていますが準備は整っています」
フランコ・モルビデリ(Moto2 3番手)
「今日の予選で3番グリッドを獲得できてよかったです。フロントローからのスタートは久しぶりです。最も大事なことは前のライダーたちにとても近いということです。そしていいペースがあることです。明日はできるかぎりいい結果が出せるようにがんばります」
中上貴晶(Moto2 7番手)
「ポールポジション争いがしたかったですし、できればフロントローに並びたかったです。望んでいた結果ではないですし、とても悔しいです。自己ベストを0.8秒更新したのですが、周りが思った以上にタイムを上げてきたこともあり7番手でした。フリー走行3回目で試したセッティングの方向があまりよくなく、予選では昨日のセッティングに戻しました。FP3を有効に使えなかったことが悔やまれます。しかし、決勝に向けて上位のライダーと変わらないアベレージを記録できています。昨年に比べて常に安定して走ることができているので、自信を持って決勝を走り、優勝して日の丸を揚げたいです」
関口太郎(Moto2 30番手)
「ワイルドカードでの参戦では、勝負しますというレベルにはいけないのが現実です。それでも、走行ごとにタイムは上がっています。転ばずにメニューをこなし、予選を終えることができました。経験値を上げたいという思いで参戦しました。そういう意味では、GPライダーとの違いがすごくあるということが分かりましたし、その差を埋めるために、ライダーとしても、チームとしても懸命に考えてトライできています。この経験が、絶対に次につながると思っています。決勝もひたすら一生懸命に走ってチェッカーを受けたいです」
Moto3 コメント
尾野弘樹(Moto3 1番手)
「FP3までセッティングが出ていなくて手探りの状態でした。サスペンションのセッティングを予選で変えたのですが、それがよくて、自分の思うような走りができました。最後はタイヤを変えてタイムアップを狙いました。気持ちよく走ることができました。きっといいタイムが出ていると思いましたが、ポールタイムとは思いませんでした。ピットに戻り1番だと聞いて素直にうれしかったです。ペナルティーでグリッドは下がりましたが、ポールポジショングリッドより緊張せずにスタートできると思うので、優勝を目指します」
※ペナルティーにより、決勝は4番手スタート
エネア・バスティアニーニ(Moto3 4番手)
「この結果はとてもうれしいです。午前中のフリー走行では、予選の前にソフトタイヤを使ってマシンの動きをチェックしたかったのですが、最後に転倒してしまい、それができませんでした。また、午後は路面温度が上がり、午前中に比べて大きな温度差となったため、いい感触をつかむのに苦戦しました。でも最後にセットアップを少し変えたのですが、うまく機能して、目標のフロントローを獲得できました。ブレーキング時に、ブレーキをリリースする時の感触がまだよくないので、決勝へ向けてさらにフロントエンドに取り組む必要があります。とにかくペースはいいので、いいレースができると思います」
ニッコロ・アントネッリ(Moto3 7番手)
「予選で3列目を獲得できてよかったです。上位にこれほど近いところからスタートできるのは久しぶりです。一番大事なことは上位のライダーたちと近く、いいペースがあるということです。明日はできる限りいい結果を出せるようにがんばります」
岡崎静夏(Moto3 34番手)
「マシンもよくなっているので2分01秒台に入ると思っていました。しかし、ストレートで全日本選手権のマシンよりスピードが出ていませんでした。エンジンのいいところが使えず、うまくスピードを乗せることができませんでした。ブレーキングポイントや重心の持って行き方、立ち上がりなど、細かな部分をきちんと詰めて行かなければタイムにはつながりません。GPライダーは、決勝ではもっと速く強くなると思うので、自分の走りを見直して最後までしっかりと走りきりたいです」
カテゴリー: F1 / MotoGP / ホンダF1