F1マイアミGP 雷雨リスクで決勝タイムテーブル変更を検討

今回の議論の背景にあるのは降雨そのものではなく、落雷の危険性だ。米国の気象当局は、半径約10マイル(約16km)以内で雷が確認された場合、スポーツイベントの中断を推奨している。
雷リスクが日程議論の焦点に
レースウィークを通じて、日曜日に嵐が到来する可能性があるとの予報が続いている。土曜日朝の時点でも予報は不安定で、雷雨の脅威は依然として現実的なものとされている。
FIAが参照する公式予報では、日曜午後に「広範囲の雨と局地的な雷雨」が発生する可能性があると警告。特に午後後半から夕方にかけて降雨確率が高く、1時間あたり25〜35mmの降雨、頻繁な落雷、50〜80km/hの突風、さらには小さな雹の可能性も指摘されている。
中断時は30分待機が基本ルール
仮に雷によって走行が中断された場合、最後の雷鳴から少なくとも30分は再開を待つ必要があるとされている。これは嵐が完全に通過したことを確認するための安全措置だ。
このため、雷の頻度やタイミング次第ではレース進行に大きな影響を及ぼす可能性があり、単なるウエットレースの問題とは性質が異なる。
F2含む過密日程が判断を難しくする
今回のマイアミGP日曜日は非常にタイトなスケジュールとなっている。バーレーンGPとサウジアラビアGPの中止に伴い、フォーミュラ2のレースが追加されており、F1決勝前に3つのサポートレースが予定されている。
F1決勝は現地時間午後4時スタートと遅めに設定されているが、雷雨のリスクが高まれば、この枠内での進行が難しくなる可能性がある。
最終判断は予選後の会議で決定
土曜日朝の時点ですでに内部で初期的な情報共有は行われているが、最終的な判断は予選後に開催される関係者会議に委ねられる。
天候が刻々と変化する状況を踏まえ、現時点での早期決定は避けられており、最新の気象データを基に柔軟な対応が取られる見込みだ。
仮にタイムテーブル変更が必要と判断された場合でも、最優先されるのはF1決勝であり、他カテゴリーよりも優先してスケジュールが調整されることになる。
カテゴリー: F1 / F1マイアミGP
