メルセデスF1、ハミルトンが不満を訴えるシートポジション問題に対応
両チームは、中止となったF1エミリア・ロマーニャGPで主要な開発を登場させるつもりだったが、フェラーリは現時点でモナコはデビューの場としてはリスクが高すぎると結論づけた。
フェラーリの新パーツがカタロニア・サーキットでデビューする一方、メルセデスのアップグレード（「ゼロサイドポッド」コンセプトのための新しいサイドポッドを含む）は、モンテカルロの路上で初めて公開されることになる。
チームの広報担当者がこのニュースを確認した。
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフはアップグレードに対する期待を軽視しているが、ルイス・ハミルトンはシートポジションの調整を最も楽しみにしている。
「僕たちは他のドライバーよりも前輪に近い位置に座っている」と7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは最近語っている。
「運転していると、自分が前輪に座っているような感じがアウル。それは僕にとってレーシングカーに乗っている中で最も不快な感覚の一つだ。これにはかなりの問題を抱えていることを認めなければならない」
予算上限があるため、メルセデスF1が自動車の基本インフラに大きな変更を加えるのは不可能だが、トト・ヴォォルフはハミルトンが希望する微調整を行う余地はあると語った。
「コックピットの位置については、最大で15cmの余裕がある」とヴォルフはSpeed Weekに語った。
「我々のコックピットが他のコックピットより少し前方にあり、それがルイスを苛立たせているのは事実だ。それは2022年にはすでにそうだった」
「技術的な観点からは、それが問題だとは考えていない。しかし、ドライバーのポジションに注目しているのは、重量配分や空力などの合理的なことだけではなく、ドライバーの感覚の問題だからだ」
「ルイスは我々に何を望んでいるのかを非常に明確にしており、我々はそれに耳を傾けるつもりだ」
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