メルセデス
ヘレステストを終えた時点で、メルセデスが2014年の優勝候補と目されている。

チャンピオンチームのレッドブルとルノーが苦戦する一方で、エンジンとシャシーのワークスメーカーであるメルセデスやフェラーリが一方先を行っているのは明らかだった。

この2チームではメルセデスの方がフェラーリよりも多くの周回数をこなし、ほぼ300kmを走破している。

ライバルたちがなんとか新車を走らせることに取り組む間、メルセデスのニコ・ロズベルグはピットストップを含むフルのグランプリシミュレーションを実施した。

Auto Motor und Sport は「(メルセデスの)やり方には心理的な側面もある」との見解を示している。

「強力なライバルであるレッドブルが低迷しているときに彼らは強さを示したかった」

だが、メルセデスは、自分たちがタイトル候補だとの見方を一蹴している。

ザウバーのエイドリアン・スーティルも「僕にとっては誰が速いかを言うには早すぎる」と同意。だが、 Sky に対しては「メルセデスのパッケージがかなり強そうだと思う。彼らは多くの周回を走ったし、彼らが前にいると感じている」と述べた。

メルセデスのパワーユニットを搭載する他のカスタマーチームも満足気だ。

今年からルノーからメルセデスへ乗り換えたウィリアムズは、メルセデス、フェラーリ、マクラーレンに次ぐ周回数を走り込んでいる。

「フランク・ウィリアムズは、個人的にニキ・ラウダとトト・ヴォォルフに感謝を伝えるために木曜日の夜にメルセデスのモーターホームへ向かった」と同紙は報じている。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1