マクラーレンF1、ガルフとのパートナーシップを2022年を以って終了
マクラーレンは、ガルフとのパートナーシップが2022年を以って終了することを発表。

マクラーレンは、2020年シーズンの中盤にガルフとのパートナーシップを発表。1968年からF1とCan-Amシリーズで成功を収めた歴史的なパートナーシップの復活は話題となった。

2020年のF1イギリスGPから、マクラーレンのF1マシンは、スーパーカーブランドを含む契約の一環として、ガルフの有名なブルーとオレンジを採用した。

このパートナーシップは成功を収め、2021年のF1モナコGPではガルフとマクラーレンが特注のカラーリングを披露し、ファンから絶大な称賛を得た。

しかし、マクラーレンとガルフは、2年以上のパートナーシップの後、スポンサー契約を延長しないことを決定した。

マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは「ガルフとの長年にわたる関係は、マクラーレン・レーシングの歴史全体に反映されてきた」とコメント。

「我々は、2021年のモナコのカラーリングを含め、非常に多くの象徴的な瞬間を一緒に記録してきた。これはパートナーシップの自然な終点のように感じるが、以前のように古い友人を歓迎する余地は常にある」

ガルフ・オイルのマイク・ジョーンズ最高経営責任者(CEO)は「マクラーレンとの歴史的なパートナーシップで達成したことを非常に誇りに思っている」とコメント。

「アイコニックなモナコのカラーリングや完売となったオーダーメイドの商品コレクションなど、多くの素晴らしい瞬間を共有してきたが、真の見返りは、ファンの比類のない情熱、そして、我々が行ったことすべての中心にファンを据えたことにとるエンゲージメントからもたらされました」

「我々が作ったすべての思い出をとても愛情を込めて振り返り、待ち受けている未来に興奮している」

1968年に最初に提携した後、マクラーレンとガルフは、F1やCan-Amレースでの勝利を含め、1973年まで続くF1とスポーツカーのパートナーシップを享受した。

ガルフのロゴは、すぐにモーターレースで最も有名なロゴの1つになった。1971年の映画「ル・マン」では、スティーブ・マックイーンがガルフが支援するポルシェ チームのドライバーとして活躍した。

同社はル・マンで数々の勝利を収め、1990 年代にはマクラーレンとレイ・ベルムが運営する個人所有のレースチームとのスポンサーシップパートナーシップを更新した。

ガルフ マクラーレン F1 GTRは、1996年のBPRグローバル エンデュランス シリーズと1997年のル・マンのGTクラスで優勝し、当時のスポーツカーレースで支配的だった。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1スポンサー