マクラーレン
今年のマクラーレンの新車の開発状況は、2015年と比較して“昼と夜”くらいの違いがあるとレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは語る。

昨年、マクラーレンは、ホンダのパワーユニットの信頼性問題によって走行距離を重ねることができず、開幕戦オーストラリアGPでは1台しかスタートを切ることができなかった。

しかし、2016年のプレシーズンテストでは、マクラーレンは昨年のプレシーズンテストの周回数を初日2日間で超える信頼性をみせた。

一貫性のある走行が、昨年と比較して2016年の開発プランにどのように影響を与えたかと質問されたエリック・ブーリエは「昼と夜くらいの違いがある」とコメント。

「去年はクルマに何もすることができなかった。チェックだけで・・・実際に何もできていなかった!」

「少なくとも今年は、ジョブリスト、Todoリスト、チェックリストの多くを完了させた」

「システム面、そしてクルマ自体でさえ、クルマに導入した新しいデザインのいくつかを限界までプッシュすることができた」

「それらには失敗したものもだった。だが、それはテストの通常のプロセスであり、結果には満足している」

「ウォーキングのメカニックにフィードバックもできており、彼らはより多くのデータを持っているので、我々は自分たちがどの位置にいるか把握できている。開発においてそれは大きなブーストとなるだろう」

マクラーレンは、バルセロナのテスト最終日にいくつかの新パーツを走らせることができなかったが、エリック・ブーリエはアップデートによってメルボルンでは“さらに多くのパフォーマンス”を発揮できると予想している、

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1