エリック・ブーリエ
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、厳しい2015年シーズンを通してフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが示した忠誠が、チームが良い方向に向かっていることを示していると述べた。

マクラーレンは、パワー不足で競争力のないホンダのパワーユニットによって、コンストラクターズ選手権9位という壊滅的なシーズンを過ごした。

二人のワールドチャンピオンは、合計で27ポイントしか獲得できなかった、マクラーレンの将来についてポジティブなままでいた。

エリック・ブーリエは、ドライバーと密接に働くことを好んでおり、ポジティブなままだったアロンソとバトンによって元気づけられたと述べた。

「私はドライバーを絆を深めるのが好きだ」とエリック・ブーリエはコメント。

「実際、2008年後半にグラビティ(ジェラルド・ロペスとエリック・ラクスが設立したドライバー育成プログラム)に行くためにマネージングディレクターを務めていたDAMSを去った理由のひとつがそれだ」

「ドライバーがレースエンジニアを本当に信頼し、エンジニアもそう思っているとき、彼は人生をエンジニアの手に託している。彼を快適なゾーンから押し出すことによって、実際に彼を成長させ、特別ことができるように向上させることができる。おそらく、それは技術的な面よりも、私が最も逃していた仕事の一部だ」

「だが、私の立場はフェルナンドやジェンソンの近くにいることができる。他の全ての偉大なチャンピオンのように彼らは勝つことをこだわっている。彼らが望んでいるものを持っていなければ、彼らはチームにプレッシャーをかける」

「期待をどのようにマネジメントするかを知っているのであれば、我々が向かっている方向について彼らを安心させなければならない。それが彼らがあなたを信頼するときだ」

「私にとって本当に重要なことは、彼らが昨シーズンの最後まで忠誠なままだったことだ」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム