マクラレーン・ホンダ
マクラーレンの総帥ロン・デニスは、チームのF1カーのスペースを安売りするくらいなら、タイトルスポンサーなしのままでいると述べた。

ボーダフォンとの契約が終了した2013年末、マクラーレンは12月2日に次のタイトルスポンサーを発表するとしていたが、結局、昨年はタイトルスポンサーが不在のままシーズンを戦った。そして、新車MP4-30にも大きな空白が目立っている。

ロン・デニスは、もはやタイトルスポンサーを安売りすることができないほど、競争するためのコストはとても高くなっていると考えている。

「コンセプトとして、もはやタイトルスポンサーは存在しない」とロン・デニスは述べた。

「通常、タイトルスポンサーがどれくらいかを見れば、予算の40〜50%くらいだろう」

「競争的なチームの予算に対して入ってくる企業はいないだろうし、そのようなお金を支払わないだろう」

「したがって、皆は小さい部分を切り売り、類似した哲学の企業がクルマに加わるようになる」

「我々のクルマにより大きなブランドのための余地はあるか? ある。だが、現実的に、我々は自分たちのビジネスの技術面が異なる力(収益)を提供するというポジションに自分たちを置きたい」

新しいタイトルスポンサーを見つけることを諦めたのかと質問されたロン・デニスは「大きな金額をマシンに惹きつけるというアイデアを諦めてはいない。だが、我々がやりたくないのは、低額でビッグブランドの名前を載せることだ」

「マンチェスター・ユナイテッドのような状況だと感じている。くだらないフットボールの試合を続け、リーグでの順位を下げた。私はまだ自分たちがマンチェスター・ユナイテッドだと思っているし、まだ『スポンサーになってもらえるか? 我々はまだマンチェスター・ユナイテッドだ』と言えると思う」

「やらなければならない最後のことは、リーグ順位の最下位でと突然に契約を始めるということだ。たぶん、それは弱点かもしれないが、私はそうは思っていない。それが私が考えるやり方だ」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1