WTCC ホンダ
世界ツーリングカー選手権(WTCC)の第3戦は、ハンガリーのハンガロリンクで行われた。

予選順位のリバースグリッドで行われるオープニングレースでは、2番手からスタートしたティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)が好ダッシュでトップに立ち、オープニングラップを制した。

5番手からスタートしたノルベルト・ミケリス(Castrol Honda World Touring Car Team)は、激しいポジション争いの中、他車と接触してマシンにダメージを負い、ピットインを余儀なくされる。

そうした12周のレース中、常に迫る後続を安定したペースで抑えきったモンテイロが、ウイナーとなった。12番手スタートの道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)は、追い抜きの難しいコースで終始バトルを展開し、11位でフィニッシュした。

その後に行われたメインレースでは、6番手スタートのミケリス、9番手スタートのモンテイロが好ダッシュを披露。1周目でミケリスが5番手、モンテイロが6番手にポジションアップを果たす。2台はさらに上位を目指したが、ツイスティなコースだけになかなか追い抜きが難しく、上位車の脱落によりミケリスが4番手、モンテイロが5番手に浮上したところで、チェッカーを迎えた。

12番手スタートの道上は、マシンのセッティングが決まらず、アンダーステアに苦しみながらも13位で完走を果たした。

ティアゴ・モンテイロ(優勝/5位)

「今シーズン2度目の優勝を、とても喜んでいます。2番グリッドからのスタートでしたから、勝利が目標でした。チャンピオンシップでは、シーズンの早い段階で勝利をものにしていくのが重要です。そしてこれからも、確実にポイントを積み重ねていくことが大切です」

ノルベルト・ミケリス(15位/4位)

「とても難しい日でした。オープニングレースでは、すばらしいスタートを切ったのですが、他車と激しくぶつかってしまい、これでレースは台無しになりました。メインレースでの4位はOKですが、結果的に大きなポイントを失った日でした。これはチャンピオンシップの点から考えると、非常に難しい戦いとなることを意味しています。私を応援してくれた母国のファンの皆さんに、表彰台での姿をお見せできなかったことをとても残念に思っています」

道上龍(11位/13位)

「3戦目にして初めて、2レースともトラブルもアクシデントもなくちゃんと走りきれたという点では、よかったと思っています。今回はテストを行ったコースでしたが、実際のレースとなるとマシンのバランスに悩まされてしまい、思うようなペースで走ることができませんでした。まだ自分自身の経験の少なさもあると思いますが、ほかの2台のペースに追いつけるように、セッティングの仕方やドライビングをもっと向上させないといけないですね。次は、自分としては自信のあるニュルブルクリンクですから、期待していますしがんばりたいと思います」

古川隆一|Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー

「予選からセッティングを見直し、アンダーステアを解消するセッティングを行いレースに臨みました。その効果もあって、オープニングレースではモンテイロ選手が優勝でき、よかったと思います。メインレースでは、ペースはよかったのですが、やはりなかなか抜けないコースで、地元のミケリス選手が表彰台にあと一歩届かず残念です。今回の80kgのハンディウエイトは、このようなツイスティなコースでは、かなりタイムに影響がありました。80kgを搭載しても勝てるマシン作りをさらに加速させていきたいと思います。次のニュルブルクリンクではマシンの総合力が問われるので、車体・エンジンの両面で改善を行い、勝つレースをお見せしたいと思います。応援よろしくお願いします」

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カテゴリー: ホンダ