野尻智紀 レッドブルRB16BでF1マシン初走行 「すごい興奮しました」
野尻智紀は、ホンダ・レーシング サンクスデー2023でレッドブルの2021年のF1マシン『RB16B』でデモ走行を実施。スーパーフォーミュラが「F1へのステップとして有効」であることを身をもって感じたと語った。

野尻智紀は、2021年と2022年のスーパーフォーミュラでタイトルを2連覇した功績により、マックス・フェルスタッペンが2021年にF1ドライバーズタイトルに導いたマシン『RB16B』をドライブする機会を与えられた。

初走行を終えた野尻智紀は『これをやったら壊れる、あれをしたら壊れる』と脅されていたとしながらも、「そういうことも忘れるくらいすごく興奮しました」と語った。

F1マシンとスーパーフォーミュラ車両はブレーキングの感覚は「近い」と野尻智紀は語り、スーパーフォーミュラが「みんなが言っている通りF1へのステップとしてすごく有効だと身をもって感じました」と語った。

2023年、リアム・ローソンがF1デビュー前にスーパーフォーミュラに参戦。ピエール・ガスリーも2017年にスーパーフォーミュラに参戦している。

それでもF1マシンの「パワー」には違いを感じたとし、「予選などでは実際もっとパワーが出ていると思いますが、スーパーフォーミュラと比べるとパワーを感じました」と語った。

2023年のスーパーフォーミュラでレッドブルカラーのマシンを駆った野尻智紀は、3勝を挙げて3連覇達成まで8.5ポイント差に迫った。宮田莉朋、リアム・ローソンに次ぐ、ランキング3位で終えた。



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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / スーパーフォーミュラ