ホンダF1
ホンダF1の副テクニカルディレクターを務める本橋正充が、F1バーレーンテスト初日の作業を振り返った。

今日のテストでは、ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載するマシンとしては、3台が走行を実施。トロロッソ・ホンダは通常のテストに加え、2020年に向けたピレリのタイヤテストに協力するため2台が走行。

アレクサンダー・アルボンはチームのテストを担当し71周を走行。タイヤテストを担当したダニール・クビアトは45周を周回した。

一方で通常のテストのみで1台のみの走行となったレッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンが62周を走り、テストながらも全15人のドライバー中でのトップタイムを記録している。

「今日から今シーズン初めてのインシーズンテストが始まります」と本橋正充はコメント。

「ここまで開幕戦とバーレーンGPの2戦を走り、すでに多くのデータを蓄積してきましたが、ベンチでは得られないデータもあり、我々のPUに関する理解を進められていると思います」

「今回のテストでは、2レースの中で気付いたこと、発見したことを改めて確認し、今後のレースに向けたセットアップの最適化に取り組んでいきます。具体的には、PUを制御する上でのパラメータ(設定値)について、通常のレース週末よりも変化幅を大きくして走行し、挙動や特性を確認していくプログラムなどを進めていきます」

「初日の今日はバーレーンではきわめて珍しい雨に悩まされ、多くの走行時間を失ってしまいました。その点では残念な一日だったと感じています。明日、もう1日走行機会がありますので、明日は出来るだけ多くのプログラムを重ね、実りあるテストにできればと考えています」

関連:F1バーレーンテスト 1日目 結果 | マックス・フェルスタッペンがトップ

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ホンダF1