ルイス・ハミルトン 亡き愛犬ロスコーを偲ぶ感動映像を公開

ハミルトンは月曜日、ロスコーが先週肺炎にかかり、治療の過程で一時心拍を失った後、木曜日に昏睡状態に置かれたことを明かした。そして「ロスコーは最後まで闘い抜き、日曜日に僕の腕の中で亡くなった」と語った。
Instagramに投稿された映像には、これまでの年月を共に過ごしたロスコーとハミルトンの数々の瞬間が収められていた。映像には「Roscoe forever(ロスコー・フォーエバー)」という2語の感情的なキャプションが添えられている。
ハミルトンの発表を受け、F1界からは多数の追悼の声が寄せられ、彼を支える愛とサポートが示された。
ハミルトンがロスコーを迎えたのは2013年、彼がメルセデスに加入した年だった。翌2014年にはもう一頭のブルドッグ、ココを迎え入れたが、2020年に心臓発作で死去している。
また、ハミルトンはX(旧Twitter)でも「彼は今、ココと一緒にいる」と投稿。Instagramでは「ロスコーを眠らせる決断は人生で最も辛い決断だった」と心情を吐露し、12年間にわたりファンがロスコーに注いでくれた愛情に感謝の意を示した。ロスコーはF1パドックで最も愛された存在のひとつとなっていた。
ルイス・ハミルトン 「親友を失った」 愛犬ロスコーの死を告白
ハミルトンは月曜日、Xでも次のように心の内を明かした。
「昨夜、最良の友を失った。これまでロスコーに注いでくれた愛に感謝します。Roscoe forever.」
直近では、ロスコーはイギリスGPでハミルトンと共に姿を見せ、フェラーリの新しいチームメイトとも対面していた。また、8月には「Dogue」と題されたヴォーグ誌の特集で表紙を飾り注目を集めた。
そのインタビューでハミルトンは、ヴィーガンのロスコーについて「彼は最も優しい存在で、本当に心のきれいな子だった。一度たりとも誰かを攻撃したことがなかった」と語り、愛情を示していた。

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