F1 フォース・インディア 2018年のF1世界選手権
フォース・インディアは、2018年のF1世界選手権でコンストラクターズ選手権4位を守るよりも、むしろトップ3チームとのギャップを縮めることに力を入れている。

2016年にコンストラクターズ選手権4位を獲得したフォース・インディアは、昨年もその勢いを維持し、5位のウィリアムズに114ポイント差をつけて2年連続で4位でシーズンを終えた。

フォース・インディアのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、2017年のチームの開発率の高さを強調。メルセデス、フェラーリ、レッドブルの3強との差を縮めるためにまだ改善できる余地はあると語る。

「我々は毎年前進している。我々はまだ学んでいるところであり、道のりはまだ長い。我々の前にいるチームはまだはるか先にいるし、向上できる部分はまだたくさんある。トップ3チームとのギャップを縮めることが我々の目標だ」

2017年、フォース・インディアは4戦を除いてQ3進出を果たしているが、ポールポジションから1秒以内につけたのはエステバン・オコンが0.949秒差の6位につけたメキシコGPの1回だけだった。

そのようにトップ3チームとの差は大きく、冬にはマクラーレンとルノーといったチームがパフォーマンスを向上させることが見込まれているが、COOを務めるオトマー・サフナウアーは、アンディ・グリーンの意見に合意し、ベンチマークはすでに達成されており、小規模チームであってもその目標は現実的だと語る。

「我々は追いつくことができると考えているし、それが願いだ」とオトマー・サフナウアーはコメント。

「そのラップタイムが実現可能であることはわかっているし、手の届く範囲にある。我々はそれを見い出さなければならない」

フォース・インディアは、2011年の6位から2012年に7位に順位を下げた以外は、全てのシーズンでコンストラクターズ選手権で少なくとも前年以上の結果を出している。

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カテゴリー: F1 / フォース・インディア