FIA(国際自動車連盟)の2013年05月のF1情報を一覧表示します。

メルセデスのテスト論争:国際法廷の役割

2013年5月29日
メルセデス
メルセデスが、F1スペインGP後にバルセロナで行った2013年マシンでのテストが規約に違反したのかどうかに焦点が集まっている。この件は、国際法廷(International Tribunal)に持ち込まれるとみられている。

国際法廷が、このような注目を集める問題に関与するのは初めてになるかもしれない。2007年のマクラーレンのスパイ・スキャンダルの際は、FIAの世界モータースポーツ評議会によって正式な結論が下された。

2014年 F1 エンジン規約 : パワーユニット解説

2013年5月22日
2014年 F1 エンジン規約
2014年、F1には新たなエンジン規約が導入される。

F1エンジンは7年間開発が凍結されていたが、2014年にエンジンが一新されることにより、エンジンメーカーがマシンパフォーマンスにおける重要な役割を果たすことになる。

新エンジン導入はレーシングカーと市販車の双方でのフィードバックが可能にし、昨今では耐久レースに奪われていた研究開発の場としてのF1の立場を復活させることになるかもしれない。

ピットレーンスピード違反、罰金はドライバーではなくチームに請求

2013年5月15日
ピットレーン スピード違反
F1ドライバーは、ピットレーンでのスピード違反について罰金を科せられることはなくなった。

GPDAは、F1ドライバーが2013年のF1スーパーライセンスの大幅な値上げを受け入れたことで、ピットレーンスピード違反に関する罰金は科せられないと認識していた。

だが、F1のスポーティングレギュレーションでは時速1キロの速度違反につき200ドル(約2万円)の罰金が義務付けられていることで複雑な状況となっていた。

F1、ペナルティポイントシステムの導入を議論

2013年5月3日
F1、ペナルティポイントシステムの導入を議論
F1チームは、新たにドライバー・ペナルティポイント制度を導入することについてスペインGPで議論を行う。

FIAのレースディレクターを務めるチャリー・ホワイティングは、今後のレギュレーション変更について議論するためにF1スペインGPのレース前にSporting Working Groupとの会談を予定している。

その場では、2014年のテストスケジュールについて議論されるだけでなく、ライセンスにペナルティポイントを導入する件も議題にあげられている。

F1テレメトリーシステム問題、F1スペインGPでの解決を約束

2013年5月2日
F1
F1ドライバーは、開幕4戦でうまく機能しなかったコックピット警告システムが来週のF1スペインGPからきとんと機能することを約束された。

F1では、今年から電子マーシャリング・システムのサプライヤーをリーデル(Riedel)に変更。だが、開幕4戦ではシステムは十分に機能せず、ドライバーはコックピットの警告灯なしでのレースを強いられた。
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