フェラーリF1 「トト・ヴォルフに言いたいことは何もない」
フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティ・ビノットは、チームの不振が“特定のメンバー”の責任だと非難したメルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフに対して『言いたいことは何もない』と語る。

今シーズン、明らかにパフォーマンスを落としているフェラーリは、昨年フロントローを独占したF1ベルギーGPの予選で2台揃ってQ2敗退。決勝でもノーポイントで終えた。

トト・ヴォルフは、特にマッティア・ビノットを名指しすることはなかったものの、不振の原因は“特定のメンバー”の責任なると語っていた。

「フェラーリはアイコニックなブランドであり、彼らは最前線でレースをしているべきだ」とトト・ヴォルフ は Motorsport-Magazin.com語った。

「これはF1にとって良いことではないし、先頭での競争にとっても良くない。ティフォシのことを思うと、このパフォーマンス不足は非常に気の毒だ」

「彼らの最近のプライオリティが正しかったのか、パフォーマンス不足がどこから来ているのかをどうかを問いただすべきだ。全体的に見て、ファンやフェラーリの人々の中には、このような結果に値する者は1人としていないはずだ」

フェラーリのプライオリティを問うべきとはどういうことなのかと質問されたトト・ヴォルフは「フェラーリのプライオリティという言い方は間違っている。それではフェラーリとフェラーリのみんなを巻き込んでしまうからね」

「おそらく問題はチーム内の特定のメンバーが下した決定によるものだろう」

この発言を受け、マッティア・ビノットは、トト・ヴォルフはそのような意見は自分の中だけにしまっておくべきだと語った。

「我々ち状況やファンについて話したい人々が他チームにいることは知っている」とマッティア・ビノットは Sky Italia に語った。

「彼に言いたいことは何もない」

「何が起こっているのかは把握している。私は自分自身がファンであり、我々に何が起こっているのか正確に知っている」

「私はこのファクトリーで25年間働いている。我々は優先事項を知っており、F1に秘密はないことを知っている。できるだけ早く開発し、正しい優先順位を設定する必要がある」

しかし、マッティア・ビノットは、F1ベルギーGPはフェラーリにとって悪い週末だったと認める。

「我々にとって非常に悪い週末だったのは事実だ。非常し、苛立ちを感じた。私は我々がそれを将来より良くする決意に変えられることを願っている」

「なぜパフォーマンスがそれほど悪かったのか? まず第一に、スパはパワーと空力効率が必要なトラックだ。我々は自分たちの弱点を隠すことはできない」

「しかし、同時に私は思う。理由が何であれ、我々が理解しなければならない。我々は負けた。予選でもね」

「我々はまったく満足していません。だが、我々は先を見据えて、この不満を決意に変える必要がある」

「困難な時期にあることは間違いないが、チームは互いに力を合わせている。それが一番大事なことだ」

「ホームでさらなる開発をプッシュし、人々が欲求不満に陥らないようにする必要がある。それは役に立たない。我々は下を向いていてはいけない」

マッティア・ビノットは、フェラーリは必ず勝利の道に戻ることができると確信していると語る。

イタリア人は彼がフェラーリが勝利の道に戻ることができる、そしてそうするであろうと確信していると言います。

「我々は自分たちが過去に達成してきたことを知っている、そして、我々が将来再びそれをできない理由はない」

「私たちは今、次の目標に焦点を合わせ、できるだけ早くそれらを達成するように努める必要がある」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / メルセデスF1