フェラーリF1、開幕戦でエンジンとギアボックス周りに改良版を投入?
フェラーリF1のチーム代表マッティア・ビノットは否定しているものの、海外メディアは開幕戦オーストリアGPにフェラーリF1がSF1000に大幅なアップグレードを投入すると踏んでいる。

今年2月にバルセロナで開催されたF1プレシーズンでは、フェラーリF1はメインのライバルであるメルセデスとレッドブル・ホンダに遅れをとっているように映った。

昨年はエンジンパワーによるストレートでの最高速度が武器だったフェラーリだが、プレシーズンテストではその速さは鳴りを潜め、かといってコーナーリング性能でライバルに匹敵するスピードを示したわけでもなかった。

しかし、新型コロナウイルスによって引き起こされた中断期間を経てF1が再始動することを受け、フェラーリF1はその運命を変えるために弱点を修正することに取り組んでいるとされている。

過去数週間でマラネロのファクトリーは再稼働し、7月5日のオーストリアのレッドブル・リンクでのシーズン再開にむけて、フェラーリF1は改善すべき多くのエリアに注力していると考えられている。

フェラーリF1がオーストリアGPに持ち込むと噂されているアップグレードには、エンジンの改良、ギアボックス周りの強化、そして、シャシーの空力イノベーションが挙げられている。それらの調整の主な目的は、マシンのハンドリングとタイヤのパフォーマンスを向上させるだと考えられている。

フェラーリF1は『065 2』と呼ばれる第2世代のF1パワーユニットをオーストリアに持ち込むと理解されている。このF1パワーユニットは、バルセロナでのプレシーズンテストで使用されたエンジンよりも約15~20馬力のパワーアップを果たすとともに、信頼性も向上が図られているとされている。

また、また、テストで振動問題に遭遇したギアボックスも剛性を強化。テストでは捻じれや曲がりの動きに影響を受けやすいことを支援していたが、クロスカーボンファイバースキンを使用して剛性を高める。ギアボックスの振動がキャンバーアングルまたはロール動作レベルでリアサスペンション構造に影響を与えるのを防ぐために、フェラーリはリアサスペンション周りのシャシーも変更。バルセロナで見られたアンダーステアの問題も解決されていると考えられている。

これらのアップデートにより、フェラーリはメルセデスとの間に存在した0.5秒のギャップを半分に減らすことが予想されている。

だが、フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、今月初めのMarcaでのインタビューで、開幕3戦が終了するまでSF1000に大幅なアップデートはないとし、チームは厳しいスタートを切ることになると橋梁している。

「我々はオーストリアで最速のクルマであるとは期待していない。そこではワールドチャンピオンシップのスタートで可能な限り最大のポイントを達成して、その後に反応することに努めなければならない」

「マシンのいくつかのパーツを凍結している新しいレギュレーションでは、開発のオプションは少なくなっている。我々はF1での自分たちの責任を鑑みてそれらの変更は受け入れられたが、それは我々にとってより難しくなっている。だが、不可能というわけではない」

「3レースを終えれば、マシンの真のポイテンシャルを知ることができると思う」

フェラーリF1は、最初の3戦の後を目途に、より狭いフロントノーズといったフロントエンドのパッケージを含めたさらなるコンセプト変更に取り組んでいると考えられている。

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カテゴリー: F1 / フェラーリ