アルファロメオ F1 フェラーリ
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、フェラーリのF1撤退をちらつかせているセルジオ・マルキオンが、アルファロメオの2018年のF1参入によって逆にF1の価値を認めたことになるとの持論を述べた。

ザウバーは、2018年からアルファロメオをタイトルスポンサーに迎えて『アルファロメオ ザウバーF1チーム』として参戦。アルファロメオの名前が32年ぶりにF1に復帰する。また、フェラーリはザウバーとの技術的な提携も強化していく。

フィアット・クライスラー・オートモービルズのCEOでフェラーリの会長も務めるセルジオ・マルキオンネは、F1の新オーナーであるリバティメディアがこのまま魅力的ではない計画を進めるのであれば、フェラーリはF1から撤退する可能性があると繰り返している。

セルジオ・マルキオンネは2日(土)に開催されたアルファロメオ・ザウバーの発表記者会見でもフェラーリのF1撤退をちらつかせたが、クリスチャン・ホーナーは、アルファロメオの契約が実際にはフェラーリがF1にコミットしたままであることを証明していると感じている。

「アルファロメオはセルジオと同じ経営陣の下にあるし、数年後にフェラーリが離れるために彼がアルファロメオをもたらしたとは考えられない」とクリスチャン・ホーナーは Reuters のインタビューでコメント。

「私としては、それによってF1が明らかに機能しており、認知度を上げていること証明したと思っている」

「そうでなければ、グループはF1にアルファロメオというブランドをもたらさなかっただろう」

「F1にはフェラーリが必要であり、フェラーリにはF1が必要だ。多くの点で追う都合な結婚であり、結局のところ、両社はお互いを必要としている」

「我々がフェラーリにいてほしいと思っているのは確かだ。世界で最大のブランドのひとつであり、彼らは競争するには素晴らしいチームだ」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ