2019年 F1マシン:新車発表スケジュール
F1各チームが、2019年のF1世界選手権を戦う新車の発表日が近づいてきた。
2019年のF1世界選手権ではオーバーテイクの改善を狙って空力レギュレーションを変更。シンプルなフロントウイング、ブレーキダクト、バージーボード、ワイドなリアウイングを含めた重要な空力エリアが変更される。
2019年の各マシンの空力パッケージは変貌を遂げることが予想されており、どのチームが新レギュレーションの“抜け穴”を発見するかに注目が集まる。
現時点で最初に新車を公開するのはハースF1チーム。今年からエナジードリンク企業のリッチエナジーをタイトルスポンサーに迎えて『リッチエナジー・ハースF1チーム』として参戦するハースは2月7日に2019年のF1マシンに採用する新しいカラーリングを披露する。マシン名はこれまでを踏襲して『VF-19』になると考えられているが、マシンカラーはリッチエナジーの缶にも採用されているゴールド&ブラックに変更されることが示唆されている。
続いての発表はトロロッソ・ホンダ。2月11日(月)に『STR14』をオンラインで公開する。シニアチームのレッドブル・レーシングが今年から同じホンダのパワーユニットを搭載することで、リアエンドを含めた大幅なパーツをレッドブル・レーシングの2018年マシンをベースに開発されるとしている。
同日にはウィリアムズが『FW42』を発表。昨年末でタイトルスポンサーを務めたマルティーニとの契約が終了。今のところ変わりのタイトルスポンサーは発表されておらず、従来のネイビーを主体としたカラーリングが復活すると考えられている。昨年はコンストラクターズ選手権最下位に沈んだウィリアムズ。今季は8年ぶりにF1復帰するロバート・クビサと昨年のF2チャンピオンであるジョージ・ラッセルという布陣で名門復活を目指す。
ルノーは2月12日(火)にエンストンのファクトリーで『R.S.19』を発表。トップ3チームとのギャップを縮めることを目標に掲げているルノーは、2019年F1マシンのほぼ全てを新設計。また、F1パワーユニットも完全に新設計してシーズンに挑むとしている。
2月13日(水)にはディフェンディングチャンピオンのメルセデスが『W09』を公開。シルバーストンでシェイクダウンを実施して万全の体制でプレシーズンテストに備える。メルセデスはカモフラージュ模様が施されたティザー画像を公開しており、テストでは特別なカラーリングが施されるとみられている。
同日にはカナダでレーシングポイント(旧フォースインディア)が2019年の体制発表を実施。すでにレーシングポイントとしての参戦をFIAから承認されたと報じられており、発表されるマシンは2018年マシンで、正式なチーム名およびマシン名、新たなカラーリングをお披露目する場になるとされている。チームはスポーツペサとスポンサー契約を結び、マシンカラーにはBWTのピンクに加え、同社のブルーのカラーリングが加えられると報じられている。
レッドブル・レーシングも同じ13日にホンダのF1エンジンを搭載した最初のマシン『RB15』を披露する。まだ日付だけで発表方法は明らかになっていないが、空力の鬼才エイドリアン・ニューウェイが本格的に現場復帰してマシン開発に携わっており、『HONDA』のロゴとともにどのようなマシンに仕上がっているか期待が高まる。噂ではプレシーズンテスト前にシルバーストンでシェイクダウンを実施するとも報じられている。昨年は印象的なカモフラージュ塗装でマシンを公開しており、今年も同様のカラーリングでの登場が示唆されている。
バレンタインデーの2月14日(木)にはマクラーレンが『MCL34』を発表。カラーリングはパパイヤオレンジを継承するとされている。また、画像流出騒動で話題となったコカ・コーラのロゴが実際にリアウイングに掲載されるかも注目だ。
2月15日(金)にはフェラーリがマラネロで新車を発表。例年通り、マシン名は当日まで明かされることはないと考えられるが、一部報道ではスクーデリア・フェラーリの創立90年を記念して『SF-90』と名付けられるとされている。また、フェラーリがスポンサーのフィリップ モリスとともに推進する“Mission Winnow”というイニシアティブに由来したこれまでとは異なるカラーリングが施されるとも報じられている。
2月18日(月)にはザウバー改め、アルファロメオ・レーシングが新車を発表。創設者のペーター・ザウバーとの繋がりが完全になくなった今、彼のの妻であるクリスティーヌ(Christine)のイニシャルに由来する『CXX』のマシン名が継続されるかどうかはわかっていない。マシンだけでなく、フェラーリから移籍したキミ・ライコネンの新しいレーシングスーツ姿も注目だ。
全チームは2月18日(月)からバルセロナのカタロニア・サーキットで4日間にわたって1回目のプレシーズンテストを実施。その後、2月26日(火)から再びバルセロナで4日間のテストを実施し、3月17日(日)の開幕戦オーストラリアGPを迎える。
カテゴリー: F1 / F1マシン
2019年のF1世界選手権ではオーバーテイクの改善を狙って空力レギュレーションを変更。シンプルなフロントウイング、ブレーキダクト、バージーボード、ワイドなリアウイングを含めた重要な空力エリアが変更される。
2019年の各マシンの空力パッケージは変貌を遂げることが予想されており、どのチームが新レギュレーションの“抜け穴”を発見するかに注目が集まる。
現時点で最初に新車を公開するのはハースF1チーム。今年からエナジードリンク企業のリッチエナジーをタイトルスポンサーに迎えて『リッチエナジー・ハースF1チーム』として参戦するハースは2月7日に2019年のF1マシンに採用する新しいカラーリングを披露する。マシン名はこれまでを踏襲して『VF-19』になると考えられているが、マシンカラーはリッチエナジーの缶にも採用されているゴールド&ブラックに変更されることが示唆されている。
続いての発表はトロロッソ・ホンダ。2月11日(月)に『STR14』をオンラインで公開する。シニアチームのレッドブル・レーシングが今年から同じホンダのパワーユニットを搭載することで、リアエンドを含めた大幅なパーツをレッドブル・レーシングの2018年マシンをベースに開発されるとしている。
同日にはウィリアムズが『FW42』を発表。昨年末でタイトルスポンサーを務めたマルティーニとの契約が終了。今のところ変わりのタイトルスポンサーは発表されておらず、従来のネイビーを主体としたカラーリングが復活すると考えられている。昨年はコンストラクターズ選手権最下位に沈んだウィリアムズ。今季は8年ぶりにF1復帰するロバート・クビサと昨年のF2チャンピオンであるジョージ・ラッセルという布陣で名門復活を目指す。
ルノーは2月12日(火)にエンストンのファクトリーで『R.S.19』を発表。トップ3チームとのギャップを縮めることを目標に掲げているルノーは、2019年F1マシンのほぼ全てを新設計。また、F1パワーユニットも完全に新設計してシーズンに挑むとしている。
2月13日(水)にはディフェンディングチャンピオンのメルセデスが『W09』を公開。シルバーストンでシェイクダウンを実施して万全の体制でプレシーズンテストに備える。メルセデスはカモフラージュ模様が施されたティザー画像を公開しており、テストでは特別なカラーリングが施されるとみられている。
同日にはカナダでレーシングポイント(旧フォースインディア)が2019年の体制発表を実施。すでにレーシングポイントとしての参戦をFIAから承認されたと報じられており、発表されるマシンは2018年マシンで、正式なチーム名およびマシン名、新たなカラーリングをお披露目する場になるとされている。チームはスポーツペサとスポンサー契約を結び、マシンカラーにはBWTのピンクに加え、同社のブルーのカラーリングが加えられると報じられている。
レッドブル・レーシングも同じ13日にホンダのF1エンジンを搭載した最初のマシン『RB15』を披露する。まだ日付だけで発表方法は明らかになっていないが、空力の鬼才エイドリアン・ニューウェイが本格的に現場復帰してマシン開発に携わっており、『HONDA』のロゴとともにどのようなマシンに仕上がっているか期待が高まる。噂ではプレシーズンテスト前にシルバーストンでシェイクダウンを実施するとも報じられている。昨年は印象的なカモフラージュ塗装でマシンを公開しており、今年も同様のカラーリングでの登場が示唆されている。
バレンタインデーの2月14日(木)にはマクラーレンが『MCL34』を発表。カラーリングはパパイヤオレンジを継承するとされている。また、画像流出騒動で話題となったコカ・コーラのロゴが実際にリアウイングに掲載されるかも注目だ。
2月15日(金)にはフェラーリがマラネロで新車を発表。例年通り、マシン名は当日まで明かされることはないと考えられるが、一部報道ではスクーデリア・フェラーリの創立90年を記念して『SF-90』と名付けられるとされている。また、フェラーリがスポンサーのフィリップ モリスとともに推進する“Mission Winnow”というイニシアティブに由来したこれまでとは異なるカラーリングが施されるとも報じられている。
2月18日(月)にはザウバー改め、アルファロメオ・レーシングが新車を発表。創設者のペーター・ザウバーとの繋がりが完全になくなった今、彼のの妻であるクリスティーヌ(Christine)のイニシャルに由来する『CXX』のマシン名が継続されるかどうかはわかっていない。マシンだけでなく、フェラーリから移籍したキミ・ライコネンの新しいレーシングスーツ姿も注目だ。
全チームは2月18日(月)からバルセロナのカタロニア・サーキットで4日間にわたって1回目のプレシーズンテストを実施。その後、2月26日(火)から再びバルセロナで4日間のテストを実施し、3月17日(日)の開幕戦オーストラリアGPを迎える。
2019年F1マシン 新車発表スケジュール
日程 | チーム | マシン名 | 開催地 |
---|---|---|---|
2月7日(木) | ハース | (VF-19) | 未定 |
2月11日(月) | トロロッソ・ホンダ | STR14 | オンライン |
2月11日(月) | ウィリアムズ | FW42 | オンライン |
2月12日(火) | ルノー | R.S.19 | エンストン(英国) |
2月13日(水) | メルセデス | W10 | シルバーストン(英国) |
2月13日(水) | レーシングポイント | 未定 | トロント(カナダ) |
2月13日(水) | レッドブル・レーシング | RB15 | 未定 |
2月14日(木) | マクラーレン | MCL34 | ワーキング(英国) |
2月15日(金) | フェラーリ | (SF-90) | マラネロ(イタリア) |
2月18日(月) | アルファロメオ・レーシング | (C38) | バルセロナ(スペイン) |
カテゴリー: F1 / F1マシン