マイク・ガスコイン
ロータスのテクニカルディレクターを務めるマイク・ガスコインは、来年GP2チームとの提携することよってより多くのピレリタイヤについてのデータが得られるので、F1チームにとって大きな利益になると語る。

ロータスのチーム代表トニー・フェルナンデスは、来年ARTと提携してチーム・エアアジアとしてGP2に参戦する。

マイク・ガスコインは、GP2レーサーがロータスのリザーブドライバーもしくはサードドライバーを務めることになるだろうと語る。

2011年からF1の公式タイヤサプライヤーを務めるピレリは、F1とGP2で同じタイヤを使う予定となっており、マイク・ガスコインは、GP2チームからの情報がF1チームの巨大な利益になると考えている。

「土曜日の午後に唯一の未知である部分を、走り回って評価してくれるドライバー達がいることになる」

「我々の予備知識によると、結果としてGP2マシンとトヨタのF1マシンと挙動に違いは出ていない」

「非常に良い情報になると思うし、GP2ドライバーにとってもF1チームに実際に関わることは魅力的な提案だと思う」

「我々はその事実を秘密にはしていない。GP2はF1と同じタイヤを走らせているので、エアアジアと提携したGP2チームがあることは、グランプリ週末でさらなる情報を得られるので大きなアドバンテージとなる。GP2ドライバーには我々のリザーブドライバーとテストドライバーを望んでいる」

「レース週末に彼らのフィードバックが欲しいので、頭が切れて、勝てる能力がある経験豊富なGP2ドライバーを望んでいる」

「GP2チームはF1チームと一緒にヒンガムを拠点とする。彼らのユニットは独自の運営となるが、エンジニアリングチームはグランプリチームにはめ込まれる。我々にとって、そして将来のドライバーにとって、それは非常にポジティブなことだ」

またマイク・ガスコインは、来年からレッドブルのギアボックス/トランスミッションを使うことが大きな前進になると考えている。

「昨今、特に小規模チームは、完成したパワートレイン供給を探さなければならない」

「2010年の失望は、我々のパッケージの一部に酷く信頼性がなかったことだ。なので、2011年のためにきちんとしたものを載せて、前進することが非常に重要だった」

「ソリューションを提供することができる人達はいろいろといたが、2010年のギアボックスレイアウトによって我々が求めているサスペンションレイアウトを収めることができなかった。レッドブル・レーシングは、非常に最新のテクノロジーと軽量なパッケージ、そして我々が望むサスペンションレイアウトでそれを我々に提供することができた。さらに、加えて我々が向かっているエンジンの方向と統合されてもいる」

「問題を解決するだけでなく、前進でもある。肝心な点はマシンのメカニカル面の調和だ。プログラムとデザインリソースを全て外に持つことによって、クルマを早くすることに集中できるようになる」

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カテゴリー: F1 / ケータハム