カルロス・サインツJr. F1の将来が未解決なのは「不快な経験」
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カルロス・サインツJr.は、フェラーリ退団が近づくにつれ、2025年以降のF1での将来が決まらないことが「不快」な経験だと認める。サインツはフェラーリ残留を希望していたが、フェラーリは来季からルイス・ハミルトンと契約を結び、現職のシャルル・ルクレールとコンビを組むことを選択した。()%>
サインツはメルセデスの空席に関係しているとされているが、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、サインツがアウディからの「有利」なオファーを保留していることを明らかにした。
この絶え間ない憶測にもかかわらず、サインツは4戦中3度の表彰台とオーストラリアGPで1勝を挙げるなど、順調に調子を上げてきた。
シートが決まっていないことに苛立ちを覚えるサインツだが、好成績を追い求めることに気を散らしてはいけないと指摘する。
先週、中国で自身の将来について聞かれたサインツは「ポジティブになるかネガティブになるかは、常に自分のパフォーマンス次第だと思う」とメディアに答えた。
「このスポーツのいいところは、いいパフォーマンスを出せば、大抵は自分の思い通りになることだと思う」
「正直なところ、イライラすることもある。嘘をつくつもりはない。未来がどうなるのかわからないまま何日か寝ると、イライラすることもあるし、居心地が悪いこともある」
「また、毎日ニュースがあるのでエキサイティングなときもある。正直なところ、毎日新しいニュースが飛び込んでくる」
「いいこと は、コース上でのパフォーマンスと、それ以外のことをマネージメントチームに任せることで分けて管理できることだ」
サインツは自身の苦境が、F1が他のスポーツとは異なり、チームがパフォーマンス以外の要素に基づいてドライバーラインアップを選択することを示していると考えている。
「物事はうまく進んでいるが、F1がいかに厳しいかを示している」とサインツは続けた。
「外から見ていて、『こんなにいいパフォーマンスをしているのに、来年はどこでレースをするのかわからない男』と言う人がいるかもしれない」
「他のスポーツでは、このようなことはあまり起こらないかもしれないけど、これはF1が非常に特殊なスポーツであることを示しているだけだ。ある意味では政治的であり、他の面ではスポーツに依存しており、その点では非常に特殊だ」
「でも、エキサイティングでもあり、また、Netflix の言い方をすれば、ある意味、内部で起こっていることを知ると、外から見ても非常にエキサイティングなものになる可能性がある!」
サインツは虫垂炎の手術でラウンドを欠場したにもかかわらず、現在69ポイントでドライバーズチャンピオンシップの4位につけており、チームメイトのルクレールとは7ポイント差となっている。
カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / スクーデリア・フェラーリ