ニューウェイ アストンマーティンF1加入の決め手「ローレンス！（笑）」
ニューウェイのF1での将来について数ヶ月間噂されていたが、火曜日の朝、ローレンス・ストロールの組織であるアストンマーティンがニューウェイの獲得競争に勝利したことが発表され、その噂に終止符が打たれた。
伝説的なデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイは、レッドブルを退社するというニュースの後、グリッドの上下から関心を寄せられていた。
アストンマーティンがシルバーストーンに新設した本社で行われた特別イベントで、ニューウェイはストロールとともに、2025年3月1日に正式に始まる彼の次の章について、そして彼が契約書にサインする決意をした理由について語った。
「ローレンス！ 簡単だよ」とニューウェイは笑い、アストンマーティン移籍について語り始めた。「いや、真面目な話、新しい挑戦が必要だと感じたんだ。4月の終わり頃、何か違うことをしなければならないと思った」
「私は妻のマンディと多くの時間を過ごし、ある意味で次は何をしようかと話し合った。何をしようか？世界を航海しようか？何か別のことをしようか？私たちは少し休暇を取った」
ニューウェイは、アストンマーティン・シルバーストーン本社での特別なイベントにローレンス・ストロールとともに参加し、加入が発表された。「ローレンスと私は長年にわたって時々顔を合わせており、特に中東や極東のレースではジムでよくばったり出会った」
「私は以前から皆に、古巣を離れるつもりだと話していたが、さまざまなチームから多くのアプローチがあったことは非常に光栄に思う。しかし、ローレンスの情熱、献身、熱意には本当に心を打たれた。非常に説得力があった」
「実際、20年前まで遡れば、現在チーム代表と呼ばれている人たちは、チームのオーナーでもあった。フランク・ウィリアムズ、ロン・デニス、エディ・ジョーダンなどだ。現代において、ローレンスは、実際にチームのオーナーとして適切に活動している唯一の人物であり、ユニークな存在である」
「ローレンスのような人物が関与していると、また違った感覚になる。昔ながらのモデルに戻ったようなもので、株主でありパートナーであるチャンスを得るというのは、これまで私にはなかったこと、あるいは私に提供されたことのないものだ」
「私はこの機会を非常に楽しみにしている。そして、それはごく自然な選択だった」
また、ニューウェイは今夏に訪問した最先端のアストンマーティン・キャンパスについても触れ、間もなく新しい風洞とシミュレーターが追加される予定であると述べた。
「建物は明らかに非常に印象的で、素晴らしい雰囲気だ」とニューウェイは続けた。「ローレンスのチームに対するコミットメントとビジョンを如実に示している」
「いくら費用がかかったのかはわからないが、安くはないだろう！ すべての施設を見て、その素晴らしさや建物の綿密な設計を実感した。そして何よりも、ローレンスのビジョンを視覚的に理解した」
「ローレンスを一言で表現するなら、彼は信念を貫き、明確な方向性を持っており、すべてを賭ける覚悟がある。そして、まさに今、彼はそれを実行している」
カテゴリー： F1 / アストンマーティンF1チーム
