アストンマーティンF1、テレビ映えを狙って“ポップ”なグリーンへの変更を検討
今シーズン、シルバーストンを拠点とするチームは、親スポーツカーメーカーであるアストンマーティンの象徴的なブリティッシュ・レーシング・グリーンにマシンカラーリングを刷新した。
しかし、濃いグリーンを纏ったAMR21はテレビで他のマシン、特にブラックのメルセデスF1と見間違われることがある。
今週初め、チームの元タイトルスポンサーであるBWTのCEOであるアンドレアス・ヴァイセンバッハーは、以前に採用していたピンクのカラーリングに戻すようチームに促した。
「ローレンス・ストロールは私の見解を理解している」とBWTのCEOであるアンドレアス・ヴァイセンバッハーは Speed Week に語った。
「アストンマーティンがピンク色だったら、ブランド認知度がはるかに高くなるため、タイトルスポンサーのコグニザントももっと楽しくなるだろう」
「歴史的な観点から、ブリティッシュ・レーシング・グリーンには理解できることが多くあるのは確かだが、私には理解できない。ビジネスの観点からすれば、それは間違っている」
「現状では、アストンマーティンはテレビで目立っていない」
しかし、アストンマーティンF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、ピンクの配色に戻ることはないと断言しつつも、チームのF1マシンがテレビでどのように見えているかは問題であり、グリーンの色彩を変更することを検討していることを認めた。
「グリーンは我々に合っていると思う、それは確かだ」とオトマー・サフナウアーは語った。
「太陽の下で直接見ているときは素晴らしい色だと思う」
「しかし、テレビ映えを考えてもう少しポップにすることを検討する必要があると思う。外で見ているときのグリーンを失わないようにしながらね」
「それができるかどうかは分からないが、テレビで他の暗いマシンとの差別化を図るのは我々が目指していることの1つだ」
BWTはアストンマーティンのスポンサーとして残り、マシンにはピンクの縞模様がありますが、オトマー・サフナウアーは、チームにグリーンを捨てることを説得するような金額ではないと述べた。
「アストンマーティンの名前で、アストンマーティンは伝統的にグリーンであり、我々はアストンマーティン・コグニザントF1チームを成長させている。マシンはグリーンのままであると思う」とオトマー・サフナウアーは説明した。
「フェラーリは赤。アストンマーティンはグリーンだ」
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