フェルナンド・アロンソ トヨタ自動車 FIA 世界耐久選手権
フェルナンド・アロンソは、FIA 世界耐久選手権(WEC)のルーキーテストでトヨタ・HS050 HYBIRDをドライブ。LMP1カーを初経験した。

噂された通り、トヨタは18日(土)にフェルナンド・アロンソがルーキーテストに参加することを発表。19日(日)、アロンソは、レギュラードライバーのセバスチャン・ブエミとTS050 HYBRIDの8号車を共有してテストを開始した。

スポンサーロゴのない真っ新なレーシングスーツを着用したフェルナンド・アロンソは、午前中の2時間のセッションで40分の走行を行い、1分43秒709を記録。それ以外にも1分44秒台と1分45秒台で走行を重ねた。セバスチャン・ブエミは、午前中の2番手タイムとなる1分42秒183秒を記録しており、フェルナンド・アロンソはまだそのベンチマークから1.6秒遅れとなっている。

午前中のベストタイムはポルシェ 919ハイブリッドの1号車を走らるティモ・ベルンハルトが記録した1分40秒244。今季限りでLMP1クラスから撤退するポルシェだが、ルーキーテストには参加しており、ベルンハルトとともにフォーミュラV8 3.5でタイトルを獲得したピエトロ・フィッティパルティが走行を行っている。

3番手タイムは、トヨタ7号車を走らせるマイク・コンウェイの1分42秒824。7号車はLMP2ドライバーのトーマス・ローラン(19歳)がテストに参加している。

フェルナンド・アロンソは、かねてより世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)を制して“3冠”を達成することを自身のキャリアに掲げており、今年はリタイアに終わったもののの、モナコGPを欠場してインディ500に参戦。 そして、マクラーレンに残留が決まった2018年は、トヨタからル・マン24時間レースに挑戦することになると報じられている。また、一部報道では、F1と日程が重ならない他のWECラウンドへの参戦も噂されている。

フェルナンド・アロンソは来年1月に開催されるデイトナ24時間レースにマクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンが共同オーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツからデイトナ24時間レースに参戦することが決定している。

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テスト後コメント:フェルナンド・アロンソ、トヨタのLMP1カーは「素晴らしいマシン」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / トヨタ / WEC (FIA世界耐久選手権)