小林可夢偉
ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、小林可夢偉に2013年のシートを確保するためにスポンサーを獲得する必要はないと伝えた。

ザウバーのシート喪失が噂される小林可夢偉は、2013年にザウバーに残留するためにはスポンサーを見つけなければならないと述べていた。

ザウバーは、マクラーレンに移籍するセルジオ・ペレスの後任としてニコ・ヒュルケンベルグを起用することを発表。

ザウバーは、BMWが支援を打ち切った2010年末よりも財政的基盤はしっかりしているが、ペイドライバーの起用を検討しないほどではないため、テルメックスの多額のスポンサーシップから考えて、リザーブドライバーのエステバン・グティエレスがもうひとつのシートに座る有力候補とされている。

だが、モニーシャ・カルテンボーンは、最後の2戦となるF1アメリカGPとF1ブダジルGPで小林可夢偉を試験をするつもりではないと述べた。

小林可夢偉は、過去2シーズンと同様に今シーズンも多くのポイントを獲得し、現在セルジオ・ペレスに次ぐランキング8位につけている。

「ポイントがプラスかマイナスかに関わらず、最後の2戦で彼の良し悪しや決めるつもりはありません。それは彼に対してフェアではないと思います」と モニーシャ・カルテンボーン Press Association Sport にコメント。

「彼は3年間チームに在籍していますし、今では彼のことがよくわかっています」

「彼がF1に昇格したとき、我々は、彼が非常に才能あるドライバーであることを証明できるよう、手放しで彼を信頼しました」

「その点で、彼はチームが彼をよく知っており信頼していることはわかっているはずです」

小林可夢偉は、シートを確保するためにスポンサーシップが必要かと質問されたモニーシャ・カルテンボーンは「いいえ」と答えた。

「チーム運営に関して再びゼロから出発した2010年末でさえ、我々はそのようなことはしなませんでした」

「当時、我々は純粋なスキルで彼を起用しました。彼はスポンサーを持ち込みませんでした。我々は何も受け取っていません」

「なので、突然そのことが問題になるのは正しいとは思いません。彼には何の圧力もかかっていません。重要なのはトラックでの仕事です」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉