小林可夢偉
ザウバーは、F1オーストラリアGPの予選で、小林可夢偉が9番手、セルジオ・ペレスが13番手だった。

小林可夢偉 (9番手)
「クルマ全体のパフォーマンスとしては悪くはないし、冬のテストでやってきたことも間違いないことが分かりました。もちろん、まだまだ改善しないといけないところがありますが、今回はまだ最初のグランプリだし、そこでQ3に行けたのはよかったと思います。チームにも感謝しています。もしQ3に中古ではなく新品のソフトタイヤが残っていれば、6番手にはなれたと思いますが、ともかく今日はポジティブなニュースを日本に届けられたことを嬉しく思います」

セルジオ・ペレス (13番手)
「初めての予選はQ1で6番手とかなり順調にスタートできた。3回目のフリープラクティスでハイドロリックのトラブルによって多くの時間を失ってしまい、ソフトタイヤと軽い燃料で走れなかったのが大きい。Q2はイエローフラッグのあと時間が少しタイトだったし、最後の計時ラップの最終セクターでトラフィックに捕まってしまい、タイヤを最大限に生かすことができなかった。今日はもっと良い結果も可能だったと思うので残念だ。でも、全体的にとても落ち着いているし、明日は最後にポイントを獲って良いレースにしたい」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「この冬の間やってきたことが、今日の予選で確認できて嬉しく思っている。ただ、これは長いシーズンの初戦だ。可夢偉はすばらしい仕事で悠々とチームをQ3に進出させてくれたが、残念ながらQ3では中古のタイヤでアタックするしかなく、最大限のパフォーマンスを出すことができなかった。セルジオも、今回が初めての予選だったことや、油圧系のトラブルでフリー走行の走る時間が限られていたことを考えると素晴らしい仕事をしてくれた。ともかく今日はドライバーふたりの仕事ぶりに満足している。ただ重要なのは明日のレース。みんながどんなタイヤ戦略をとってくるのか非常に興味深い」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / F1オーストラリアGP