ミハエル・シューマッハ
フェラーリは、来年フェリペ・マッサに代えてミハエル・シューマッハを起用するという憶測を否定。フェルナンド・アロンソのタイトル獲得を妨げるようなドライバーは起用することはないだろうと説明した。

ルイス・ハミルトンの加入により、2013年のメルセデスのシートを失ったミハエル・シューマッハは、古巣フェラーリへの復帰が噂されている。

ミハエル・シューマッハとフェラーリは、1990年代後半から2006年にミハエル・シューマッハが引退するまでF1を支配していた。

2007年にミハエル・シューマッハの後任として加入し、タイトルを獲得したキミ・ライコネンもフェリペ・マッサの後任候補として名前が挙げられている。

Bild は、ミハエル・シューマッハがシンガポールでフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリと“約45分間”にわたって話をしていたと報道。

だが、フェラーリはその報道に対して「ミハエル・シューマッハがF1史で再考のドライバーであることはその記録が示しているし、彼はまだフィールドで居場所を得るに相応しいドライバーだ」とコメント。

「だが、ミハエルとフェラーリとの間であったように、全てのラブストーリーには終わりがくるものだ」

フェリペ・マッサが来季もシートを維持する可能性も高いが、ニコ・ヒュルケンベルグやポール・ディ・レスタといった名前も交代候補として報じられている。

だが、フェルナンド・アロンソは、シンガポールでフェリペ・マッサのコックピット候補に挙げられている名前を“取るに足らない”と切り捨てている。

また先週、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は「まずフェルナンドがタイトルを獲得しなければならない。彼を煩わせるドライバーを並べることはないだろう」と Totalrace に述べた。

ルカ・ディ・モンテゼーモロが“経験不足”と評した育成ドライバーのセルジオ・ペレスは、ライバルであるマクラーレンが2013年のドライバーとして獲得した。

Autosprint は、フェラーリは、昨年9月のテストでセルジオ・ペレスがジュール・ビアンキにほぼコンマ5秒遅れていたことから、実際にはあまりセルジオ・ペレスを評価していなかったと主張。

「フェラーリだけでなく、他の多くも驚かされたはずだ。だが、フェラーリが気づいていたら、それを止めるために何かしただろうか? おそらくしなかっただろう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / ミハエル・シューマッハ