ウィリアムズF1 「ペイドライバーからの資金はもう必要ない」
ウィリアムズF1は、財政状況の改善により、過去のようにペイドライバーからの資金を必要としなくなったと語る。

名門チームであるウィリアムズF1だが、2020年に投資会社のドリルトン・キャピタルが買収し、創業一族であるウィリアムズ家は撤退。この時期のチームはコース内外において苦労していた。

それらの暗黒時代には、ウィリアムズは、ランス・ストロール、ロバート・クビサ、そして、現在のニコラス・ラティフィのようなに、F1シートと引き換えに資金をもたらすドライバーに頼らざるを得なかった。

しかし、ウィリアムズF1のCEO兼チームプリンシパルのヨスート・カピートは、現在では、そういった資金調達の形態はもはや必要ではなく、不振から脱出するために舞台裏で投資が行われている。

「ウィリアムズはドライバーを決めるだけでいい立場にあると思う」とヨースト・カピートは語る。

「我々は過去のように、お金を持ってくるドライバーに依存していない」

「トップに戻るための長期計画があり、その計画に適合するドライバーを選択する必要がある。我々はそれについて考えているだけだ。もちろん、誰でも我々と交渉することができるが、決定権は我々にある」

ジョージ・ラッセルはウィリアムズF1との3年間の契約が終わりに近づいており、バルテリ・ボッタスに代わって2022年にメルセデスF1に昇格することが濃厚だとされている。

そして、もはやペイドライバーが重要ではなくなったとの発言は、潜在的にニコラス・ラティフィの将来が怪しくなってくる。

現在、バルテリ・ボッタス、ニコ・ヒュルケンベルグ、ダニール・クビアト、アレクサンダー・アルボンなど、多くのドライバーが2022年のウィリアムズF1のシートにリンクされている。

ヨースト・カピートは、ウィリアムズF1はまだ2022年のシートを必要としているほぼべてのドライバーと話し合っているところだと語る。

「来年のシートがフィックスしていない、または来年のオプションがあるすべてのドライバーが、現時点で我々と交渉していると思う」とヨースト・カピートは確認した。

「シートを埋めなければならないチームとして、現在F1で最も熱望されているシートだ」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング