F1 メルセデス オーストリアGP
メルセデスは、F1オーストリアGPの決勝レースでルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスともにリタイアでレースを終えた。

フロントローからスタートして序盤は1-2体制でレースを進めていたメルセデスにまさかの事態。バルテリ・ボッタスは油圧漏れ、ルイス・ハミルトンは燃圧の低下により2台揃ってリタイアを喫した。

メルセデスのダブルリタイアは、2016年のF1スペインGPでの同士討ち以来となる。ルイス・ハミルトンのリタイアは2016年のマレーシアGP以来となる34レースぶりとなる。今大会のダブルリタイアにとって、メルセデスはドライバーズとコンストラクターズの両方の選手権でフェラーリに首位の座を明け渡すことになった。

ルイス・ハミルトン (リタイア)
「僕が長い間覚えているなかでも間違いなく最悪の週末だ。今日はチームの全員が痛みを感じるだろう。でも、僕たちは週末のポジティブだった部分を生かしていかなければならない。クルマは週末ずっと素晴らしかったし、僕たちは最速だった。僕たちには何年もの間、本当に素晴らしい信頼性があった。だから、痛みを抱え込まずにのん気に構えるべきだ。僕はチームが挽回できると心から自信を持っている。僕たちはポイントを捨てることはできないし、今後にむけて万全なメソッドを見つけていかなければならない。僕たちはそれに取り組んでいくし、再評価して、強くなって戻ってくる」

バルテリ・ボッタス (リタイア)
「現時点で今年の僕の運はちょっとした悪い冗談のように感じている。スタートは理想的ではなかった。かなりホイールスピンしていたし、期待していたようなグリップがなくて、いくつか順位を落としてしまった。ターン3への進入で2つ順位を取り返して、2位を戻ることができた。その後はクルマは強かったし、順調に走行していたけど、突然、油圧の低下に見舞われた。DNFを避けるためにやれることは何もなかった。今日起こった問題の原因を調査して見つけだす必要があるけど、僕たちはこの結果を挽回できると確信している。今日はたぶん僕の日ではなかったと思う。でも、いつかその日はやってくる」

トト・ヴォルフ (メルセデス チーム代表)
「私にとっても、チームにとっても過去6年間で最も痛い一日だった。我々のミスであり、信頼性の欠如ではあるが、このような形で1-2を失うことはあまりにも痛い。1周目は壮観だった。ルイスは素晴らしい蹴り出しを見せたし、バルテリはターン4のブレーキングで2番手を取り戻した。最初の13周は良かったし、両方のドライバーがペースをうまくコントロールし、管理していた。最初の打撃は油圧を失ったことによるバルテリのリタイアだった。それでバーチャルセーフティカーが導入された。我々は1周ルイスをコース上に留めておく決断をした。クルマの撤去にもっと時間がかかり、後続のクルマが次のラップでやることに反応できると考えていたためだ。だが、バーチャルセーフティカーは予想よりも早くに解除された。単純に間違った決断だった。それでルイスを厳しい戦いに置いてしまった。レース再開後にすぐにピットインし、彼にソフトタイヤを履かせた。その後、彼はコース上で巻き返しを図らなければならなかった。そうした中でリアタイヤにブリスターが発生し、彼はセバスチャンにポジションを奪われた。失うものは何もなかったので、我々は再びピットに入れることを決断した。だが、その直後、燃圧の低下によりリタイアを余儀なくされた。信頼性によるダブルリタイアは受け入れがたいが、我々は困難な日々こそが最も学ぶときであることを苦い経験からわかっている。今後数日で立て直し、自分たちのミスから学び、胸を張ってシルバーストーンに向かいたい。ブラックリーやブリックスワースにいる多くのチームメンバーにとってはホームレースになる。力強く復活し、今日の失敗の償いをすることが目標だ」

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カテゴリー: メルセデス