メルセデス 「V6へのエンジン変更がなければF1撤退もありえた」
新しいV6ターボエンジンのレギュレーションの大きな推進したのはルノーだと考えられているが、ダイムラーの取締役トマス・ヴェーバー博士はメルセデスも未来に向けてF1が進むことを強く望んでいたと述べた。
トマス・ヴェーバー博士は、以前のV8ルールはダウンサイジングや燃費効率を高めている市販車市場の傾向に対しての“説明を難しくしていた”と述べた。
ルールが変わっていなければメルセデスのF1撤退もあり得たかと質問されたトマス・ヴェーバー博士は「私はそう考えている。我々は何度も激しい議論を交わした」とコメント。
トマス・ヴェーバー博士は、新しいエンジン規約の導入によって、意思決定者である取締役会に対して、F1が先進的であり、投資に値するのだと“納得させる”ことが容易になったと説明した。
トマス・ヴェーバー博士は、ルールが複雑すぎるいう最近の評判は“馬鹿げている”と一蹴し、静かなエンジンこそが未来のサウンドだと主張した。
「もちろん、もう少しボリュームアップが可能かどうかは考えてみても良い」
「だが、一方で、市販車はターボ、そしてダウンサイジングへと進んでいる。今やポルシェのサウンドだって似たようなものだ。人々は学ぶ。簡単なことだ」
カテゴリー： F1 / メルセデスF1
