F1 ホンダ
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1バルセロナテスト2の3日目の作業を振り返った。

3日目はトロロッソ・ホンダがアレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダはピエール・ガスリーが走行を担当。二人にとっては開幕戦前の最後の走行機会となった。

アレクサンダー・アルボンは、118周を走行し、トップから0.651秒差となる1分16秒8882をマーク。デビュー戦に向けて良いカタチでテストを締めくくった。

対照的にピエール・ガスリーはクラッシュというカタチでテストを終えることになった。午後にターン9でコースアウトを喫してバリアに激しくクラッシュ。怪我がなかたことが幸いの事故だったが、66周の走行でセッションを終えることになった。

「アストンマーティン・レッドブル・レーシングについては、ガスリー選手のクラシュにより、昨日に続き走行時間を失ったことは残念に思っています。ただ、大きなアクシデントの中でもガスリー選手自身の身体に問題がなかったことは幸いでした」

「今回のテストが初めてのF1マシンでの走行となったレッドブル・トロロッソ・ホンダのアルボン選手は、合計500周弱を走破しました。我々のPUの開発にも大きく貢献してくれましたし、彼のデビュー戦を楽しみにしています」

「明日はいよいよ開幕戦前の走行機会になります。両チームともにいいかたちでテストを締めくくりたいと考えています」

テスト最終日となる3月1日(金)は、レッドブルがマックス・フェルスタッペン、トロロッソがダニール・クビアトが走行する。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1