F1 カルロス・サインツJr. ルノーF1 2018年のF1世界選手権
カルロス・サインツは、レッドブルからルノーへのローン移籍は“変わった状況”だと感じており、このような契約形態はF1ドライバーよりもサッカー選手の方が一般的だと語る。

レッドブルの契約ドライバーであるカルロス・サインツは、昨シーズンの最終4戦でトロロッソからルノーに移籍。今年も1年間のローンという形でルノーでF1を戦う。

サッカー界では、獲得した若手選手にチームでの出場機会がない場合、より出場機会を得られるチームにローン移籍させて成長したところで呼び戻すという形態は一般的だ。

F1でも大手メーカーが小規模チームに若手ドライバーを乗せるのは珍しいことではないが、カルロス・サインツはすでにF1で4年目のドライバー。契約にはホンダとルノーのF1エンジンを巡るマクラーレンとトロロッソの交渉が絡んだ。

「ローン移籍したドライバーをそんなに聞いたことがなかった。それはフットボール用語でより多く使われていることだ」とカルロス・サインツは Autosport にコメント。

「ちょっと変わった状況だし、現時点で僕は特別なケースだ。そういうわけで、理解できなかった」

「とにかくトロロッソでやっていたことをやる必要がある。コースに出るたびに良いレースをして、彼らのために頑張る。トロロッソでやっていたことと同じだ」

「トロロッソにいた時に今年ルノーにいると誰かに言われたか? いいや。とても特別な状況だ」

契約の状況として、レッドブルは2019年にレッドブル・レーシングのドライバーとしてカルロス・サインツを起用することを決定した場合、ルノーから呼び戻すことができる。

かつてトロロッソでチームメイトだったマックス・フェルスタッペンは、すでに来シーズンもレッドブル・レーシングで走ることが決定しているが、ダニエル・リカルドの将来はまだ不透明な状況となっている。

だが、ダニエル・リカルドがレッドブルとの契約を更新した場合、カルロス・サインツにはルノーで戦うことができる。

「自分自身を印象づけようと頑張っている」とカルロス・サインツは語る。

「それで言うと、チームとのフルシーズンを本当に楽しみにしている。オープンなままにしておくつもりだし、自分がやってきたやり方でパフォーマンスを発揮し続けていくつもりだ」

「状況は彼らが整理していくことだし、通常、良いパフォーマンスをしていれば、物事はうまくいくものだ」

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / ルノーF1チーム