カルロス・サインツJr. ルノー
カルロス・サインツは、地元のヒーローであるフェルナンド・アロンソがチャンピオンを2連覇したルノーで走ることは長年の夢だったと語る。

マクラーレンとホンダの決別に端を発したトロ・ロッソとルノーのパートナーシップ解消の交渉の一部として、カルロス・サインツは今シーズンでトロ・ロッソを離れ、2018年はルノーでニコ・ヒュルケンベルグとチームを組むことになった。

2006年10月、カルロス・サインツは、バルセロナで父がデモ走行を行った日にフェルナンド・アロンソのマシンに座るチャンスを得ていた。

「本当にハッピーな経験だった」とカルロス・サインツは振り返る。

「子供の頃に夢見ていたチームに加入するんだ。前進するモチベーションが高いチームだし、2016年の途中から僕が求めていたチームだ」

「フェルナンドがルノーでレースに勝っているのを見て、F1のファンになった。2003年と2004年のような過程にあるチームにようやく加入できることは僕にとって大きな名誉だ」

「ずっと僕を信頼して、プッシュしてくれていた彼らに感謝したい。やっと実現した」

カルロス・サインツは、今年のルノーF1チームの発展率が2018年にむけた大きな自信を与えてくれていると語る。現在、ルノーはコンストラクターズ選手権で7位だが、シーズン後半戦ではトップ10候補のレギュラーとなっている。

「ドライバーがメーカーのドライバーになるのはキャリアにおけるステップだし、モータースポーツだけでなく、自動車会社という大きな組織に一員になることでもある」とカルロス・サインツは GP Gazette にコメント。

「それは除いても、ルノーはワールドチャンピオンになることを望んでるメーカーだ。彼らは短・中期でそれを成し遂げたいと考えているし、彼らは僕がその助けになれると信頼してくれた」

「今年、ルノーが4番目に速いチームだったことは何回もあった。それにシーズン中の彼らの発展ぶりも僕を笑顔にさせる。彼らがどれくらい発展し、すべてのことにどれくらいの努力をしているかをわかっているからね」

「彼らも僕たちと同じパワーユニットを搭載しているので間近でフォローできる。彼らが果たした進歩はわかっている」

だが、カルロス・サインツは、ルノーが2018年にトップ3争いに加わるのは容易なことではないと認める。

「次のステップは難しいステップ。2018年にその次のステップを手伝いたいと思っている」とカルロス・サインツはコメント。

「第4のチーム、もしくは第3のチームとして確固たるポジションを築けるかどうかはわからないし、僕たちはまだそういった話はしていない」

「出来る限り多くのポイントを獲得して彼らの役に立ちたいし、ニコと協力して彼らを次のレベルへと導きたい」

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / ルノーF1チーム