カルロス・サインツJr. マクラーレン スクーデリア・トロ・ロッソ
カルロス・サインツは、今シーズン末でトロ・ロッソを離れることになるかもしれない。

今年7月、カルロス・サインツは来季のレッドブルへの昇格を望んでおり、それが実現しない場合にトロ・ロッソで4年目を迎える可能性は低いと発言。

レッドブルはカルロス・サインツと2018年まで契約を延長るオプションを行使。契約は強固であり、レッドブル・ファミリー外でのレースは実現しないとしてサインツの主張を退けている。

だが、この騒動以降、レッドブルはカルロス・サインツの放出に関して態度を軟化させており、適切な金額オファーがあれば、他チームへの移籍を検討するとも発言している。

現在、マクラーレン、ルノー、ホンダ、トロ・ロッソが絡んだ複雑な議論が行われており、そのカルロス・サインツは交渉とその後の補填パッケージの中心にいるとされている。

以前からカルロス・サインツの獲得に関心を示してきたルノーは、トロ・ロッソとの契約解消の条件としてカルロス・サインツの獲得をオファーしていると報じられている。

また、可能性は低いものの、フェルナンド・アロンソがチームを離れるという決断をした場合、カルロス・サインツがマクラーレンにローン移籍する可能性も取り沙汰されている。マクラーレンはすでにストフェル・バンドーンと2018年の契約を結んでいる。

カルロス・サインツとレッドブルとの契約について質問されたヘルムート・マルコは「F1では100%だと話すのは難しい」と Canal F1 Latin America にコメント。

「他チームが彼に目をむけても驚かないだろう。私は彼の契約内容を知っているからね」

「だが、それを実現できるのは我々だけだ」

いずれにしろ、マクラーレン、ルノー、ホンダ、トロ・ロッソのエンジン契約問題で優位に立っているのはレッドブルかもしれない。

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr.