フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、F1バルセロナテスト2日目に3番手タイムを記録。しかし、2つのトラブルにより90周の走行に留まった。

これまでフェラーリ F150thは、バレンシアでフェリペ・マッサのマシンから出火したのを除き、これまで小さいな問題だけで高い信頼性を示してきた。

しかし、この日は2つのトラブルが発生。1つ目の電気系トラブルではすぐにトラックに戻ることができたが、2つ目のメカニカルトラブルは可決するのに2時間を要した。

そのためフェラーリは予定していたプログラムを完了できなかったが、フェルナンド・アロンソはバルセロナでのトラブルを歓迎している。

「メカニックのひとりが、バルセロナで物事がうまくいくときはチャンピオンシップに勝てないけど、ここで問題が発生した場合は話は違うと言っていた。実際にそうなればいいね!」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「まだ現時点ではレッドブルが最強のクルマだと思っている。でも、少なくとも僕たちを含めてマクラーレン、メルセデス、ルノーの4チームに優勝を争う能力があると思う。テストの結果から評価するにはとても難しい。だいたい10kgの燃料があればいいし、一日のある時点で使い古したタイヤを使っていることもある。それは1秒の差を生む可能性がある」

フェルナンド・アロンソは、新しいピレリタイヤがシーズンの鍵を握ると確信している。

「ここでもデグラデーションは、バレンシアとヘレスでの最初の2つのテストで気付いたものと類似している。明日カタトニア・サーキットでレースをしなければならないとしたら、レースを完走するのに3〜4回のピットストップが必要になるだろう。でも、レースへの取り組みやフループラクティスから予選までといった週末全体のトラックタイムが変わるわけではない。タイヤの摩耗は間違いなく最高のオーバーテイクの機会を作り出してくれるだろう。スティントのスタートや終わりにタイヤでドライバーと戦っていると気がつけば、パフォーマンスの差はとても大きいだろうし、KERSや可変リアウイングを使うことによってさらにオーバーテイクができるだろう」

フェルナンド・アロンソは、これから妻であるラクエル・デル・ロザリオが参加するイタリアン・ソング・フェスティバルの最終日のためにサンレモに移動。明日からはフェリペ・マッサがF150thの開発作業を引き継ぐ。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / スクーデリア・フェラーリ