小林可夢偉 F1スペインGP 予選
ザウバーは、F1スペインGPの予選で、セルジオ・ペレスが12番手、小林可夢偉が14番手だった。

小林可夢偉 (14番手)
「新品のソフトタイヤを履いていた最後のラップで、僕の前にいたフォースインディアに何かトラブルが起きたようで、彼はターン10でミスを犯した。そこで僕のアタックは終わってしまいました。新しい空力パッケージがうまく機能していただけに残念です。クルマは確実に進化しているし、トップ10に入る充分なペースは持っていたと思います。ただ、レースでは僕たちは問題ないと思うし、スーパーハードタイヤを扱うのが難しいのはみんな同じです」

セルジオ・ペレス (12番手)
「最後のラップは特に問題はなかったけど、十分ではなかった。12ン番手はそんあに悪くはないし、レースにむけてとてもポジティブに感じている。でも、今日は新品タイヤでの走行がうまくいかなかった。マシンに満足していたので残念だけど、明日のレースにとっては重要なことだ。午前中と比較して多くのセットアップ変更を施したし、それらはうまく働いている」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「我々にとって目指していたグリッドポジションを獲得できずフラストレーションが溜まる予選となってしまった。前回のレースのように明日のレースでは挽回したい。昨日から今日にかけてクルマのセッティング変更がうまくいき、特に可夢偉は午前中のニュータイヤでのパフォーマンスにかなりハッピーだった。彼のペースは予選でも充分戦えるものだったので、予選に向けて彼のクルマはほとんど変えることはなかった。一方、セルジオは少しバランスを改善する必要があったので予選前に少し手を加えた。午前中の走行を終えた時点で、昨日のペースをさらに速めることができていたので、予選第3セッション進出を賭けて戦えると思っていた。第1セッションはソフトタイヤでの1ランのみ。そして第2セッションではまずQ1で履いたタイヤを使っていいタイムを出した後、セッションの最後に新品のオプションタイヤでの1周アタックに出て行った。残念ながら、セルジオは僅差でトップ10に届かなかった。一方、可夢偉はほぼ半周も遅いクルマに引っかかってしまい、タイムを失ったので、中古のタイヤで出したタイムの14番手に終わってしまった」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉