ミハエル・シューマッハ
フェリペ・マッサの今シーズンが絶望視されるなが、一部ではミハエル・シューマッハがマッサの代理を務めるというデタラメな憶測が広がっているが、シューマッハのマネージャーはこれを否定した。

「土曜日の夕方に聞いたよ」とGP2でニコ・ヒュルケンベルグのマネジャーとしてブタペストを訪れているウィリー・ウェバーは語る。

「単なる推測に過ぎない。それが起こることはないだろう」

ウィリ・ウェバーは、ともにF1参戦した経験があるテストドライバーのルカ・バドエルとマルク・ジェネに言及。マルク・ジェネは先月、ル・マン24時間にプジョーから参戦し、優勝を飾っている。

「フェラーリは、ひとつがフリーになった場合、コックピットに座るチャンスを待つ以外は実際は何もすることがない2人の素晴らしい予備ドライバーをすでに備えている。」

マルク・ジェネは、フェラーリのリザーブドライバーとしてハンガリーにも帯同している。

しかし、1999年にミハエル・シューマッハが足を骨折したとき、ウィリー・ウェバーは、リザーブドライバーのルカ・バルドエルではなく、ミカ・サロを支持した経緯がある。

再びフェラーリが外部に交替ドライバーを選ぶとしたら、最もフレッシュなドライバーは、セバスチャン・ブルデーだ。ブルデーは、今月のドイツGP後にトロ・ロッソのレースシートを失っている。またブルデーのマネージャーを担当しているニコラス・トッドは、マッサのマネジメントも行っている。

しかし、実現する可能性は極めて低いだろう。

フェリペ・マッサはAEK病院で手術を受けた後、集中治療室で怪我と戦っている。状態は安定しているとされ、今日にもより詳細なCTスキャンが行われるとされている。

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カテゴリー: F1 / フェリペ・マッサ / ミハエル・シューマッハ