サハラ・フォース・インディア
フォース・インディアを共同保有するサハラ・グループにも財政トラブルが発生している。

フォース・インディアの共同オーナーであるビジェイ・マリヤは、経営するキングフィッシャー航空が10億ポンド(約1439億円)のローン返済を求められている。

それに加えて、サハラ・グループの不動産関連2社が、約30億ドル(約2,782億円)の回収をせまられていることが明らかになった。

昨年、サハラ・インディア・リアルエステート社およびサハラ・ハウジング・インベストメント社は、高等法院からインド証券取引委員会(SEBI)を通じて2月までに投資家に資金を返済するよう命じられていた。

SEBIは、2社が数百万人に売り込むために私募債を偽装し、インドの資本市場規制機関の監査をすり抜けたとして、証券取引法違反を主張していた。

高等法院は、SEBIの判断を支持したが、サハラはこの裁判所命令に従っていないという。

そのため、SEBIは、サハラ・インディア・リアルエステート社およびサハラ・ハウジング・インベストメント社の銀行口座を凍結。

またサハラ・グループ会長のスブラタ・ロイの銀行口座、ロイを含むサハラの3人の取締役の名義の全資産も凍結したという。

サハラ・グループは、多数の債券所有者にすでに返済しており、SEBIは最近の命令でこれを考慮していないと主張ている。

サハラ・グループは、フォース・インディアの42.5%の株式を所有している。

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カテゴリー: F1 / フォース・インディア