フェラーリ F1 スペインGP 予選
フェラーリは、F1スペインGPの予選で、フェリペ・マッサが4番手、キミ・ライコネンは16番手だった。

F60に大幅なアップデートを施したフェラーリは、午前中のフリー走行で1-2を記録するなど、パフォーマンスでは明かに大きな進歩を遂げた。

それを表すように、フェリペ・マッサは今季最高となる4番グリッドを獲得した。

しかし、再びフェラーリはライコネンがガレージの中でQ1敗退を迎えるという失態を犯した。

フェラーリは、マレーシアGPでもマッサが同様の形でQ1落ちしており、チームの姿勢には疑問が残る。

フェリペ・マッサ (4番手)
「他のレースよりマシンが改善されて、ずっと競争力があることを証明した。予選でフロントエンドに戻れたことに満足しているし、素早く多くの新しいパーツを手に入れるために、ここ数週間、日夜作業をしてくれたスクーデリアのみんなの手柄だと思う。まだ長い道のりだけど、正しい方向に向かって働いているし、今後のための良い兆候だ。グリッドの4番目から表彰台フィニッシュを狙うよ。スタートではKERSが順位をあげる助けになってくれるし、そのあとは良いレースペースで走れると思っている。運転中はより快適に感じている。クルマはより安定したし、前ほど至るところでスライドすることはなくなった」

キミ・ライコネン (16番手)
「僕たちは愚かなミスを犯した。クルマは前のレースよりずっと良くなっていたし、良い結果を得るチャンスがあったので本当に残念だ。Q1は1度だけの走行で特に良いラップではなかったけど、十分Q2に行けるタイムだと考えていたので、ガレージに留まった。今ではどうすることもできないので、誰の間違いかは言う必要はない。Q3のために新しいソフトタイヤを取っておきたかったので、確かにもう一度走りたくはなかったし、チームは到達することができると思っていた。明日はタフなレースになるだろうし、状況を最大限に利用するつもりだ。F60は改善されたし、まだ最高のレベルではないかもしれないけど、間違いなくより近づいたと思う」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ