フェラーリ ホワイト 不吉
元フェラーリのF1ドライバーであるイワン・カペリは、2016年F1マシンにホワイトのカラーリングを加えるというフェラーリの決定に疑問を投げかけた。

La Repubblica は、19日(金)に発表されるフェラーリの2016年F1マシンの正式カラーリングとされる画像を掲載。白いエンジンカバーは、ニキ・ラウダがワールドチャンピオンシップで優勝した「歴史的な1975年の312Tからインスピレーションを得た」と報じた。

しかし、1992年にフェラーリでF1を戦ったイワン・カペリは、むしろ未勝利で終わった1993年のことを思い出させると述べた。

「ホワイトが復活すると聞いたとき、最初はちょっと困惑した」とイワン・カペリは同紙に述べた。

「チーム内では、白はフェラーリに良い結果をもたらさないと言われていた」

だが、1970年代には赤と白のフェラーリが成功を収めていたと伝えられたイワン・カペリは「知っているよ。でも、白についての伝説はより最近のものだ」とコメント。

「実際、1993年以降、マラネロは白を取り除き、伝統的な見た目を復活させることに決めた。それ以降、シーズン毎に白はどんどん取り除かれ、状況はどんどん良くなっていった」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ