フェラーリ F60 命名理由
フェラーリは、2009年のF1マシンにこれまでのF200Xというネーミングではなく、F60という名前を与えた。

フェラーリは、過去8年間のうち7回にわたってF200Xという名称を使ってきた。しかし、大幅なレギュレーション変更がなされ、F1に新たな歴史が刻まれるであろう2009年、フェラーリは新しいF1マシンに予想されたF2009ではなく、F60という新たな名前を与えた。

これはフェラーリのF1参戦60周年を記念してのもの。F60発表会の場でフェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリが、F60という名前に込めた思いを語った。

「新しいシングルシーターがF60と命名された理由を説明する。これは、F1ワールドチャンピオンシップに参戦するためにフェラーリが製造した55代目のシングルシーターである。そして、F1チャンピオンシップは第60回目であり、フェラーリはそのすべてに参戦している唯一のチームだ」

「F1はチームと密接につながっている。今日は歴史的な日であるが、将来を考えるべき日でもある。今は厳しい状況にあるが、今日は将来を考える日であり、いつかF120を発表することが目標である」

「我々はDNAのおかげでこのスポーツに留まっている。我々は今、将来を見ている。世界全体が厳しい状況にあるが、我々は楽観視している。この重大な状況を乗り越えることができれば、F1はこれまで以上に強くなると信じている。常にF1に参戦することがフェラーリの重要な責務である」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ