メルセデス
メルセデスは、テストゲート問題で20日(木)にパリで開かれる国際法廷にニキ・ラウダとトト・ヴォルフが出席しないことを認めた。

メルセデスの広報担当は、メルセデスからはチーム代表のロス・ブラウンが代表者として出席し、FIAの審議にかけられ、トト・ヴォルフ、ニキ・ラウダは欠席することを DPA通信 に認めた。

このテストゲート問題で職を失うとも言われているロス・ブラウンは、弁護士とチームエンジニアを伴って法廷に現れると APA は報じている。

パリには行かないニキ・ラウダだが、2013年マシンを使ってバルセロナでテストを行ったことについてメルセデスが罰せられるべきではないと主張している。

「メルセデスは、2013年マシンでテストをする許可を得ていた」とニキ・ラウダは RTL にコメント。

「誰が正しいかは法廷で明らかになるだろう」

木曜日のヒアリングの結果について、ニキ・ラウダとレッドブルのヘルムート・マルコが50ユーロ(約6,400円)の賭けをしたとの噂もある。

ヘルムート・マルコは「このテストでなんの責任も問われないとなれば、コスト制限についての交渉は終結し、パンドラの箱が開くことになろう」と述べた。

一方、 O Estado de Sao Paulo はピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーの首も“パリの結果によって”は危ぶまれると述べた。

通信員のリビオ・オリッキオは、ロス・ブラウンだけでなく、ニキ・ラウダとトト・ヴォルフも心配すべきだと述べた。

「ヨーロッパの世論には並外れた力があり、指導者を変えることはそれへの対応の1つだ」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1