フェラーリ F1
フェラーリは、2013年F1マシンと2014年F1マシンの開発のために別々のデザインコーディネーターを起用した。

チーフデザイナーは引き続きニコラス・トンバジスが務めるが、フェラーリは2台のF1マシンの責任を分担した。

フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、最近のシーズンにおける弱点は能率の悪い技術組織だと結論づけた。

「将来にむけて完全に新しいプロジェクトに取り組む2013年の要求を考慮し、我々は2人のコーディネーターを立てることに決めた」とステファノ・ドメニカリはコメント。

「マラネロでキャリアを築いてきた非常に効率的なエンジニアであるシモン・レスタが2013年マシンに取り組み、ファビオ・モンテッキが2014年マシンに対処する」

フェラーリは、相互関係問題が発生した風洞を改良しているが、ステファノ・ドメニカリは風洞でのテスト手順も調整していくと述べた。

「風洞を走らせる人とより創造的な仕事に集中すべき人々とで作業を分担するより優れた方法を採用している」

「今年、我々は同時にあまりに多くのことを見てきたが、十分に効率的ではなかったかもしれない」

フェラーリは、毎年、新車を真っ先に公開してきたが、ステファノ・ドメニカリは2013年F1マシンは初テスト直前まで披露されないことを示唆した。

「今年の最後までプッシュしていたので、新車にあらゆる努力を集中させたのは最終戦の2〜3週間前になってからだ」

「2013年マシンは、1月末か2月上旬に発表する予定だ」

「いつものように、利用できる全ての時間を最大限に利用するために、最初のマシンはただの発表用バージョンで、完全なマシンは最終テストかオーストラリアで登場することになる」

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、フェラーリはデザインをより大胆にするべきだと繰り返し述べている。

「我々はテクニカルレギュレーションを限界まで攻める必要がある」とルカ・ディ・モンテゼーモロはコメント。

「我々は、異なる、より創造的なアプロートを採る必要がある」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ