ザウバーは、F1ヨーロッパGPで再びセルジオ・ペレスがレースに出場できない場合に備えてペドロ・デ・ラ・ロサを待機させていることを認めた。ペドロ・デ・ラ・ロサは、マクラーレンのリザーブドライバーを務めているが、F1カナダGPの2回目のフリー走行前にセルジオ・ペレスが不調を訴えたことで、急遽代役としてザウバーからレースに出場した。
セルジオ・ペレスは、カナダに留まらず理学療法士のヨーゼフ・レベラーとともに回復のために母国メキシコへと帰国していた。「すっかり体調は良くなっているし、バレンシアでレースをするのをとても楽しみにしている」とセルジオ・ペレスはレース出場に意欲をみせている。チーム代表のペーター・ザウバーは、19歳のリザーブドライバーであるエステバン・グティエレスではなく、ペドロ・デ・ラ・ロサを起用するという自身の決定の正当性を主張していた。「ペドロは非常に良い仕事をしました」とザウバーのマネージングディレクターを務めるモニシャ・カルテンボーンは Tuttosport に述べた。「彼はモントリオールでマシンに乗り、よくわからないまま走ってくれました。彼は我々のために素晴らしい仕事をしてくれました」F1ヨーロッパGPについては「セルジオが走らないという理由は見当たりません」とモニシャ・カルテンボーンはコメント。「ヨーロッパGPまでには回復するでしょう。しかし、そうではない場合は再びペドロを起用するつもりです。彼には大きな経験がありますから」
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