メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2021年F1シュタイアーマルクGPでの同チームは“2番目に速いマシン”だったと語り、ダブル表彰台を獲得できたのは“最大のダメージリミテーション”だったと語った。今週末のメルセデスF1はレッドブルに匹敵することができず、決勝ではマックス・フェルスタッペンにポール・トゥ・ウィンを許した。それでも、ルイス・ハミルトンが2位、バルテリ・ボッタスが3位とダブル表彰台を獲得。ハミルトンはファステストラップポイントも獲得し、ダメージを最小限に抑えた。
「2番目に速いクルマでのダブル表彰台は、今日の我々にできる最大のダメージリミテーションだった。すべてを出し切って戦ったが、十分ではなかった」とトト・ヴォルフはコメント。「今週末、レッドブルの方が速いパッケージを持っていたことは明らかであり、マックスに戦略的なプレッシャーをかけるペースはなかった。彼は我々が行ったすべての動きをカバーすることができていた。彼はシンプルに前でレースをコントロールしていた」「我々はバルテリと一緒にレッドブルから3位をかっさらった奪い取った。彼は最後のコーナーまでタイヤライフを伸ばし、ペレスの前に留まるという素晴らしい仕事をした」「我々にとってより厳しい時期が来ることは分かっていた。今ここがまさにそれだ。レースを分析し、パッケージからさらに何か絞り出すことができなかったかを確認して、週末どこに削り続けていく必要がある」「レッドブルがまだ力強く開発を進めているのが分かるが、現在、我々の主に2022年に焦点を当てている。だが、だからと言ってチャンピオンシップが終わったわけではない。まったくそんなことはない」「我々は持っているすべての武器で戦っていく。まだ極限のバトルだ」2021年 F1 シュタイアーマルクGP 決勝 結果1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)3.バルテリ・ボッタス(メルセデス)4.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)5.ランド・ノリス(マクラーレン)6.カルロス・サインツ(フェラーリ)7.シャルル・ルクレール(フェラーリ)8.ランス・ストロール(アストンマーティン)9.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)10.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)11.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)12.キミ・ライコネン(アルファロメオ)13.ダニエル・リカルド(マクラーレン)14.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)15.エステバン・オコン(アルピーヌ)16.ミック・シューマッハ(ハース)17.ニキータ・マゼピン(ハース)18.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)DNF.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)DNF.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
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