ロス・ブラウン、6ヶ月間の長期休暇へ

「休みをとって、頭をすっきりさせ、F1に戻りたいのかどうか決めたい。もちろん、F1復帰の機会があればの話だがね」」べネントンとフェラーリでミハエル・シューマッハの7度のワールドチャンピオン獲得を助けたロス・ブラウンは、2009年に自身のチーム、ブラウンGPでジェンソン・バトンとともにチャンピオンシップ優勝を果たした。ロス・ブラウンの将来の就職先としては、マクラーレン、FIA、ホンダが挙げられている。マクラーレンのロン・デニス会長は、将来についてロス・ブラウンと話し合ったことを認めている。ロン・デニスは「彼と話をしたのは確かだが、それは一緒に射撃をしたときだ。会話をしたし、もちろん我々はモーターレーシングのベテランなので人生についても話をした」とコメント。「だが、予想がつくと思うが、それ以外のことは普通の内容だ。世間は、可能なことも不可能なことも嗅ぎまわるものだ。彼は1年間休養すると思う。私は彼の意図をそう理解している」ロス・ブラウンは「どの組織が私を話し合いに招待したかを言うのは、公平ではないし、適切ではないと思う」と述べた。「来年早々から釣り旅行を始める。時間が経たないとF1に戻るかどうかわからない」マクラーレンは、チーム代表のマーティン・ウィットマーシュとロス・ブラウンが長期的かつ有効的な関係にあることを強調した。マクラーレンのスポークスマンは「マーティンとロスは20年以上前からの知り合いであり、非常に仲が良く頻繁に話をしています。来年、ロスは休養を楽しむものと理解しています」と述べた。