2021年のF1日本GPの開催予定日まで2か月となったが、鈴鹿サーキットは「本日発表できることはありません」と述べた。2021年のF1カレンダーも新型コロナウイルスの影響を受けており、すでに中国、オーストラリア、シンガポールが中止となり、後半戦のいくつかのレースも開催が危ぶまれている。その一方でF1イギリスGPは満員の観客を入れるなど、国によって状況は異なっている。
日本では、東京オリンピックが終了。ほぼ無観客で開催されたが、感染者数は過去最大数を更新し、ワクチンの接種も海外と比較すると進んでいない。夏休み中は、都心部だけでなく、帰省などの自粛を呼び掛けている。そんな中、 auto motor and Sport は、2021年にF1日本GPを開催するか中止にするかの決定の最終期限は8月10日だと報じていていた。鈴鹿サーキットは、この噂に応える形でコメントを発表。8月10日に発表できることはないと述べた。「F1日本グランプリについて、8月10日に何か発表があるのでは?と、一部報道やSNSで噂されていますが、本日時点で発表できることはございません。次の情報をご案内できる日まで、お待ちくださいますよう、お願いいたします」2021年のF1日本GPは10月10日に開催が予定されているが、富士スピードウェイでのWECの富士6時間レース(9月24日)、もてぎでのMotoGPの日本GP(10月3日)はすでに中止が決定している。
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