ルイス・ハミルトン、段差なしノーズに不信感 ルイス・ハミルトンは、マクラーレンのエンジニアにマシン設計を見直すよう求めている。F1カナダGPで優勝を果たしたルイス・ハミルトンだが、地元F1イギリスGPでは、予選8番手、8位フィニッシュと低迷。MP4-27に苦戦しているのはルイス・ハミルトンだけではないことが露呈された。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、マクラーレンが新しいピレリタイヤに苦労していることを認めている。
「私は数学的に問題を理解することを好む。だが、今回の場合、そのような考え方はまったく助けにならないようだ」ルイス・ハミルトンは、MP4-27のパッケージングの基本についてさせ、デザイナーとエンジニアに懸命に考えるべきだと訴えている。MP4-27は基本的に欠陥があるかと質問されたルイス・ハミルトンは「僕はそのような言葉は使っていない。あたながそのような言葉を僕に使わせているんだ」と述べた。「詳しくマシンを見てみなければならない。ただ、それらを見ると、僕たちのものは他とは違うように見えるね」ルイス・ハミルトンが、段差のないノーズに原因があると考えているのは明らか。現在、グリッドで段差なしのノーズを採用しているのは、マクラーレンとマルシャだけだ。「大きな違いだ」とルイス・ハミルトンは認める。「僕は空気力学者ではないけど、そこに何かがあるのであれば、来年のマシンだけでなく、このクルマも見てみるべきだ」「今シーズンはそこがあまりに大きな変更だ」現在、チャンピオンシップ首位のフェルナンド・アロンソに37ポイント差をつけられているルイス・ハミルトンは「僕たちはまだ戦いのなかにいる。でも、僕たちが多くのタイムを見つけない限り、そこに留まっているのは厳しいだろう」と述べた。関連:2012年F1マシン、なぜ段差ノーズがトレンドに? - 2012年2月5日
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